M-1ミストで懸念される副作用の起きる成分

M-1ミストはアルコールすら使わない高い低刺激性と安全性がポイントの育毛剤ですが、副作用が全く無いとは言い切れません。

理由は、2013年のマイナーチェンジで医薬部外品の成分が追加されたためです。いままでは懸念されるような成分は本当に入っていなかったのですが、今回は効果を高める為に成分を追加されました。

医薬部外品の成分ということは、人体になんらかの変化・影響を与える効果が医学的に認められている成分です。それだけ効果は高いのですが、副作用として症状を引き起こす効果も高くなってしまいます

その懸念材料となっているのが、「グリチルリチン酸ジカリウム」

これは漢方でも使われる「甘草」という植物の根っこから抽出される成分です。実は化粧品や保湿クリーム・皮膚の薬やシャンプーに至るまで、肌につけるものの多くに使われているメジャーな成分。

効果は肌の炎症や赤みを和らげ、頭皮のかゆみやフケの発生を防ぐというものです。効果そのものは非常に優れているのですが、これも使いすぎると皮膚のむくみ・高血圧による動悸などが起きることが報告されています。

漢方薬として使われるくらいの成分ですので、効果が高い分副作用も当然あるということを認識しておく必要はありますね。

実際には化粧品や育毛剤には副作用を引き起こすほどの量が入っていることはありませんので、単品で使う分には問題ありません。

ただし複数の同成分を配合した化粧品を大量に使っていたり、漢方薬の飲み薬として飲んでいるという人は過剰摂取になる恐れもあるので注意が必要です。

使っていて異常を感じるようなら、M-1ミストのボトルを持って皮膚科やかかりつけ医に相談することを怠らないようにしましょう。
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