癖で毛を抜いてしまう場合は低刺激で頭皮をケアする育毛剤を

抜毛育毛剤

 

癖や、ストレスなどで無意識に毛を抜いてしまう抜毛症。つい頭をかいてしまったり、ぼーっとしている時に髪の毛を抜いてしまうなど、ストレスなどで発症する薄毛の一つの症状です。

 

髪の毛を抜いてしまう。この行為そのものや、抜くときの感触に快感を覚えてしまったりするのが抜毛症の特徴。さらに発展して、髪に付いた毛根の白い部分を食べてしまったり、髪そのものを口に入れるのが癖になる異食症などを併発している人が多い精神的な病状の一つとされます。

 

慢性化すると毛が少なく見え、薄毛の状態となります。本来の薄毛とは異なりケアには時間がかかるものですが、育毛剤で一時的に頭皮を癒していくことは有効です。

 

しかし、本来的な育毛剤の選び方や、効果とは異なる目的も見据えて使うことに意義があると考えています。抜毛症における育毛剤の選び方や注意点について解説しています。

 

抜毛症の場合は毛根や頭皮がダメージを受けている

髪の毛を自分の手で抜いてしまうという場合には、毛根や頭皮がダメージを受けやすく、全体的な頭皮の異常に発展しやすいというリスクがあります。

 

本来髪の毛はヘアサイクルに沿って成長を続けており、成長期にあたる髪の毛は毛根の細胞にしっかり保持されているため、手で引っ張っても容易には抜けません。

ヘアサイクル

成長が終わると、自然に細胞から切り離されて髪の毛が抜け、また新しい毛が生えてくるという仕組みです。

 

しかし、図でもわかるように成長途中の髪の毛は頭部の毛細血管ともつながっています。ここで無理に髪を抜いてしまうと、血管が切れて毛根内で出血を起こしたり、頭皮の細胞のものを傷つけることになってしまうのです。

 

一度炎症を起こした細胞は、治癒するまで新しい髪の毛が生えにくくなり、生えても髪が太く丈夫には育たずに細い髪の毛しか生えてこなくなることがあります。

 

抜毛症では成長途中の髪の毛を避けて、抜けやすいものを選んで抜くようなことはできないので、多くは抜いてはいけない髪を引きちぎっているようなものなのです。

 

このため、育毛剤で少しでもケアしようという場合においては、あまり強い作用の育毛剤ではなく低刺激で頭皮のケア成分を豊富に含んだものを使う必要があります。

 

格安で売られている育毛トニックのような炭酸ガスのジェットスプレーは、刺激で痛みが出たり傷ついた毛根にダメージを与える場合があるので注意。髪が気になっているからと、なんでもいいわけではないため、育毛剤選びには注意が必要になってきます。

 

参考:低刺激で頭皮ケア成分を含んだ育毛剤はこちらで解説しています

 

育毛剤を使った有効な抜毛症のケアの注意点

抜毛症においては、自分で毛を抜いてしまうことによる薄毛であるため、本来的な抜け毛の仕組みとは分けて考える場合があります。

 

下手に高価な育毛剤や、強い作用の医薬品育毛剤を使う必要はありません。育毛効果そのものよりも、抜毛症の場合はストレスや潜在的な意識によって発症しているため、意識への働き方という点での使用意義が見いだせます。

 

頭皮のケアをしてフケや痒みを減らしていくということは、意識が頭に行かないようにするというのも一つの役割でもあると思うのです。

 

育毛剤を使うということで、髪の毛に対する保護意識を高めることで、「髪の毛は抜いてはいけない大事なものだと思うこと」が、毛を抜くという行為から遠ざけてくれる期待があります。

 

そのため、毛を生やすために育毛剤を頑張って使うという本来の育毛とは異なる選び方をするべきということです。

 

ただし、逆に育毛剤を使っているという安心感から、毛を抜くという行為がつい加速してしまったり、頭皮が余計に気になってしまうという場合もあるので気を付けなければいけません。

 

使う自分自身の考えがどのように変わるかは、実際に使ってみないと分からない場合はあります。

 

もしこの記事を見ている人が、保護者の方で抜毛症に悩む子供や身内のためにと情報を得ているのであれば、なるべく使用経過を見てあげて「髪は大事な物なんだよ」と意識を逸らしてあげることが重要になると思います。

 

上手く育毛剤を活用していくことで、頭皮のトラブルを減らし頭に手をやる癖を治すことができる可能性はありますので、上手く経過を観察しながら付き合っていきましょう。


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