フケが多いと抜け毛も増える?2種類のふけの違いと減らす方法

粃糠性脱毛


頭皮のフケによって引き起こされる脱毛があります。「粃糠性性脱毛(ひこうせいだつもう)と呼ばれるもので、細かいフケが毛穴を詰まらせたり炎症の原因となって髪の毛の成長を阻害する抜け毛症状です。

粃糠性脱毛症は男性女性問わず、さらに年齢も問わず起きる可能性のある脱毛症で、男性の場合はAGAなどの症状とも合併して起きることもあります。

頭皮から落ちてくるフケですが、2種類のフケに分類されています。

  1. ・乾燥してカサカサの細かいフケが出るタイプ
  2. ・脂で湿って塊のようになったタイプ

ここで言う粃糠性脱毛の原因となってくるのは乾燥した薄くて細かいフケによるものです。脂っぽくてべとべと固まったフケができる場合は、脂漏性脱毛症という症状に分類されます。

特に乾燥している時期でもないのに、頭皮だけ突っ張った感じで細かなフケがたくさん落ちてくるような状況であれば粃糠性脱毛を疑います。

なぜ粃糠性脱毛になる?原因は何なのか?

粃糠性脱毛はなぜ発症してしまうのか?原因はさまざまあり、人によって発症のパターンは異なります。特定の原因がはっきり分かっていないため素人判断は推奨されないものですが、大きく3つの原因に分けられます。

ストレスによるホルモンバラスの乱れ
まずは頭皮が必要異常に乾燥してしまう原因に、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れ、皮脂の分泌をコントロールしているホルモンに異常が出てしまうこと

慢性的にストレスを受けている状態は粃糠性脱毛症に限らず、円形脱毛など様々な髪の毛のトラブルを引き起こすことが分かっています。

思春期の多感な学生の年代で発症したり、新社会人など比較的若い世代が発症しやすいのも、ストレスによる影響とする見解もあります。

アトピー性皮膚炎など皮膚のトラブル
粃糠性脱毛は乾燥による細かなフケが大量に出るのが特徴で、アトピーなどで頭皮にも皮膚炎を発症してしまう場合に起こりやすい症状です。

毛穴が詰まることで雑菌が繁殖しやすくなったり、毛穴の炎症が原因で髪の毛の成長が阻害されることで薄毛になってきます。

アトピーの場合は育毛剤だけの治療では改善は難しい上に、育毛剤がアレルギーを起こす場合もあるので、薄毛治療の専門医の意見も聞きながら治療を進め、安易な自己判断はくれぐれも注意です。アトピー肌の育毛剤選びについてはこちら参照

過剰なシャンプーによる頭皮の傷つきと炎症
最も可能性として考えられるのが、ゴシゴシと頭皮をシャンプーしすぎてしまい、細かな傷がフケの原因となるケース。

血が出るほどひどい傷ではなくても、表面に出来た細かなひっかき傷を修復するために薄いかさぶたができます。それが徐々に剥がれ落ちることで、細かなフケとなり毛穴をふさいでいくという情況を作り出してしまうのです。

洗浄力の強いシャンプーによって皮脂をとりすぎてしまうことでも起こりやすく、1日に何度もシャンプーしたり、爪を立ててガリガリ洗うのは粃糠性脱毛の最も大きな原因となるのです。

ストレスを減らす努力はもちろんですが、まずは自分の行動でなんとでもできる、頭皮のケア方法を見直すことから始めていきましょう。

乾燥したフケが多くでる場合の改善法

乾燥したフケがたくさん出てしまう場合には、シャンプーの方法に問題がある場合が多いです。

間違いとして多いのがフケを汚れだと勘違いして、必死にフケを落とそうとしっかりシャンプーしてしまうケース。

フケがでている場合こそシャンプーは指の腹で優しく行うべきものなんです。ごしごしと強く擦って洗ったり、痒いからと爪を立てて洗う人は要注意。頭皮は傷がつきやすいので傷ついた部分が乾いてフケとなります。目に見えないような細かい傷が頭皮につくことで細かなフケが大量に発生し、毛穴を詰まらせることで炎症を起こしてしまうというのがひこう性脱毛発症のメカニズム。

フケを落とそうと強く擦った結果炎症が起きてかゆみが出る⇒ しっかり洗えていないと勘違いして再びシャンプーをする⇒ 傷ついた表皮が生まれ変わりフケとなって落ちるという悪循環を形成している人が多いのです。

保湿化粧品


シャンプー後に頭皮がきしんだり、カサカサ乾燥して突っ張るという場合には、保湿成分を多く含んだ育毛剤を使ってケアするようにします。

美容室などでは、乾燥肌に悩む人に「保湿目的」で育毛剤を推奨しているところもあります。髪の毛があるので保湿クリームなどを塗るのが難しいですからね。

保湿成分を多く含み効果も期待できる育毛剤もあるため、秋冬に頭皮が乾燥する人は育毛剤によるケアをすることで、自然な保湿力を得られます。保湿してバリア機能を補い、頭皮の炎症を抑えることでフケを防いで抜け毛の原因を取り除けるのです。

フケというものは頭皮の角質と呼ばれる皮膚の一部が生まれ変わることで、古い角質が剥がれ落ちることによって発生するもの。正常な人でもこの皮膚の新陳代謝によってふけは必ず出ますが、気になるくらい大量に出る場合には間違った頭皮ケアの認識をしている場合が多いです。

粃糠性脱毛はシャンプーを変えれば改善できる??

使うシャンプーの洗浄力が強すぎても頭皮を守るバリアが失われるので乾燥性のフケを招きやすいです。

極力低刺激な育毛用シャンプーを使うように心がけましょう。かゆくても掻かずに優しく洗い、不安な時はシャンプー用のマッサージゴムなどを併用すれば頭皮を傷つけずに汚れを落とすことができます。

秋冬は特に空気が乾燥しているため、お風呂上りに急激に頭皮が乾いてフケが発生することが多いです。なるべくシャンプーは優しく行い、頭皮を傷つけないようにしましょう。

赤く炎症が起きたりフケが止まらない場合は病院へ!

もし鏡で頭皮を見たときに、赤く炎症が起きていたり、ニキビのようなものができてしまっている場合は、皮膚科を受診しましょう。部分的に治療できるステロイド薬などを処方してもらえるので、まずは炎症の拡大や飛び火を防ぐことが先決です。

ただし、総合病院の皮膚科では皮膚炎の治療こそしてくれますが、肝心の薄毛や抜け毛の症状に対しての見識は甘く、そもそも悩みの種である脱毛症の解決にはならないケースもあります。基本的に外用薬を出して終わりです。

もし近くに薄毛治療を専門とする治療院があれば、そちらを受診するのが最も確実です。

薄毛治療をするとなると保険は適用外の自由診療ですが、粃糠性脱毛による炎症や傷の治療に関しては健康保険がしっかり適用されます。今現状で起きている頭皮を治療しつつ、必要であれば薄毛改善のアドバイスも受けてみるというのが一番安心できる治療法です。

初めてでも無料相談できる頭皮トラブル専門クリニック


育毛課長も軽微のアトピーを発症しており、AGAと粃糠性脱毛の合併症を診断されました。何かおかしいと思ったら、できるだけ早期に治療していきましょう。悩んでいてもストレスを増やすだけで、粃糠性脱毛を進行させてしまう悪循環を招くだけです。早期発見・早期治療を心がけて、髪の自信を取り戻していきましょう。

育毛課長でよく読まれてるコンテンツはこちら

フケが多い人は「粃糠性脱毛」を疑う!原因と最適な治療法を解説関連ページ

AGA男性型脱毛症の特徴とAGAを早く治療しなければいけない理由?
男性の脱毛の90%以上を占めるとされる男性型脱毛症AGA。ここ数年知名度を上げてきた名前ですが、脱毛の原因が特定された対処しやすい症状です。
頭の片方だけ薄毛になってハゲるのはなぜ?左右ではげ方違う原因
ハゲに悩む人は多くいますが、中でも頭の片側だけ薄毛が目立ったりするなど、ハゲ度合い・進行に偏りが見られる人もいます。なぜ片方だけ薄毛が進行したりするのか?原因を検証してみます
ヘアサイクル(毛周期)を知ることが薄毛・ハゲ改善の近道
髪の毛は一度抜けても、再度同じ場所から生えてきます。この髪の毛が抜けては生えてくるというサイクルのことをヘアサイクル(毛周期)と言います。髪の毛一本一本には寿命があり、その成長過程を知ることが薄毛対策には大切です。
頭皮がベタベタするのはAGAの予兆?薄毛と頭皮の皮脂分泌の関係性
頭皮がべたべたとして脂っぽい・・・これは体質だしシャンプーを使って改善するしかないのか?と思う前に、なぜベタベタ頭皮になるのか?皮脂と薄毛の関係性を知ることで、実はAGAハゲになる予兆であることが分かります
壮年性脱毛症とはどんな症状?壮年期の薄毛を見極め適切な治療をする!
壮年期というと30代半ばから40代中盤にかけて、最も活力あふれる時期ですが、この時期は最も抜け毛・薄毛の悩みを持つ人が増えます。壮年期の脱毛症の原因や対策を様々な角度から検証をしてみました
秋に抜け毛が増えるのはホント?根拠や仮説を検証してみる
秋になる9月ごろから抜け毛が増えた、薄毛で地肌が目立つようになったと育毛剤を検討したりAGAクリニックに行く人が増えるといいます。なぜ秋というタイミングなのか、諸説を検証してみました。
初期脱毛はなぜ起こる?育毛剤使っているのに抜け毛が増える?
初期脱毛という症状を聞いたことがありますか?育毛剤を使うことで一時的に抜け毛が増えてしまうというもの。なぜ抜け毛が増えるのか?初期脱毛についてまとめてみました
つむじハゲの予兆を知る!つむじの写真で薄毛の症状をチェック
つむじは頭頂部の生え際ともいえる部位です。密度が薄くなり頭皮地肌が露出しやすいなど、つむじハゲの兆候が分かりやすく、ハゲの初期症状をチェックするのに最適。早めに対策することで、お金をかけずに改善するようにしていきましょう。
女性の薄毛FAGAはなぜ起こる?男性との違いと治療法
近年女性の薄毛の悩みをかかえる人が急速に増えているといいます。中でも今まで男性特有の脱毛であった症状が女性でも起こるFAGAという症状が増えていることがわかりました。そのメカニズムを確認しておきましょう。
女性の産前・産後の抜け毛を減らすにはどんな方法があるの?
女性特有の抜け毛症状として、産前・産後の脱毛があります。私の嫁さんもどうしようと嘆いていましたが、実はそんなに慌てることはないのかもしれません。
女性の「びまん性脱毛」の原因と治療法を検証!頭皮全体が薄くなる
聞きなれない言葉ですが、びまん性脱毛という症状があります。男性ではなく女性に起こる脱毛症であり、30代以降の女性に多いといいますが、頭皮全体が薄く地肌が露出する特徴のある薄毛症状です。
円形脱毛症とは
10円ハゲとか5円ハゲと言われてしまう、部分的に毛が抜け落ちる円形脱毛症。発症の原因とどうすれば治るのかを検証します。
脂漏性脱毛症は頭皮がべたべたする脂肌(オイリー肌)で起こる抜け毛です
脂肌といわれる皮脂が多く分泌されることによっておきる抜け毛は「脂漏(しろう)性脱毛」と呼ばれます。なぜ皮脂が多く出てしまうのか?原因を探り対策を考えます。
はげやすい髪型が存在する?
髪型によっても髪に負担をかけてはげの原因となることがあります。きつく髪の毛を縛ったりする時は注意が必要で、牽引性脱毛症とも言われているのです。
抜け毛が2,3本まとめて抜ける
いつものように髪の毛が抜けたと思ったら、なんか一つの毛根に2、3本まとめて着いて抜けてしまった。これってどうなんでしょうか?
頭皮ニキビでハゲになる!?頭皮ニキビの原因と治療法
薄毛や抜け毛の原因は様々な種類があります。自分がどのタイプの脱毛症を発症しているかをチェックし、対策について考えます。
タンパク質不足で髪の毛が薄く・細くなる?髪のためにとるべきタンパク質
タンパク質とは、私たちの体を構成する大切な栄養素であり、三大栄養素の一つです。髪の毛の生成にも大きく関与しており、タンパク質が不足すると「カシオコア」を発症し、髪の毛が薄くなると報告されています。
活性酸素が薄毛・抜け毛の原因に?活性酸素を減らし髪を守れ!
日常生活で発生してしまう活性酸素は、増えすぎると頭皮環境を悪化させ髪を作る正常な細胞も壊してしまう抜け毛・薄毛に無関係とはいえない要素です。活性酸素を知り、酸化しにくい体を作るための生活をまとめています。
頭皮の角栓が炎症を起こす!角栓を予防して清潔な頭皮を保つコツ
頭皮の毛穴に出来る脂の塊である「角栓」は放っておくと炎症を起こして髪の毛の成長を阻害する要因にもなります。実際に動画なども見ながら、頭皮の角栓対策に何をするべきかを考えていきましょう
アトピー肌に使う育毛剤の選び方!抜け毛・薄毛を安全重視で対策する
アトピーの人が薄毛を克服するには、どんな育毛剤を使うのがベストなのか?アトピーを発症すると、何かと薄毛に繋がるリスクも抱えることになるのですが、シャンプーや育毛剤が刺激になるなど育毛も一筋縄ではいきません。
怪我をした部分だけ毛が生えてこない!育毛剤で部分的ハゲは治せる?
ハゲの悩みの中でも、事故などでケガを負った頭皮の部分だけ毛が生えてこなくなってしまったというものがあります。こうした部分的なハゲは育毛剤を塗って治療できるものなのでしょうか
前立腺肥大と薄毛の関係は?ハゲる人は前立腺肥大のリスクが高まる?
男性の悩みの一つに、膀胱の下にある前立腺という期間が肥大して尿漏れなどのトラブルが起きる病気があります。実は薄毛の治療と前立腺肥大には同じ薬効成分が使われることもあるため、その関係性についてを詳しくまとめています。