薄毛の症状が左右で違う!片側だけなぜハゲる?

薄毛の原因が人それぞれならば、薄毛の症状も人それぞれ違う。困ったことに頭部の左右で薄毛の状態が違うハゲるスピードにも違いがある片方だけ妙に薄くなってしまって目立つ・・・というような悩みも非常に多く目にします。

 

育毛課長自身も育毛を始める前は、微妙にですが頭の左右では髪質が異なり、自分からみて右側がやばくなっており、左側は意外としっかりとした髪の毛が生えている。髪の毛の太さというかしなやかさなど、髪質までも若干異なっていました。

 

なぜ左右ではげ方に違いがでてきてしまうのか?左右で異なる薄毛をどのように治療していくのがベストなのかを検証してみたいと思います。

 

左右どちらかが集中してハゲてしまう要因

基本的なおさらいとして、薄毛になる原因というのは男性ホルモンと毛根の細胞にある5αリダクターゼ酵素が結びついてできるDHTによるもの。DHTが細胞にダメージを与え、皮脂の分泌を促進したりすることで髪の毛がやせ細ります。

 

このDHTは多い部位、少ない部位があり、生え際や頭頂部には多く後頭部や側頭部は少ないということが分かっているのですが、左右の部位の違いまではありません。このため左右でハゲ方に違いが出てきてしまう場合には、別の要因を考えねばなりません。

 

もう一つの髪の毛の成長を阻害する要因には、頭皮の血流の悪化があります。髪の毛を育てる毛乳頭部分は血液から栄養を受けるため、頭皮の細い毛細血管の流れが悪くなると髪の毛もやせ細っていく仕組み。主に育毛剤ではこの血流促進を訴求したものが多いですね。

 

実はこの血流の悪化こそが左右で薄毛の進行に差が出てしまう要因であるといえるのです。

 

血流を阻害する「体の歪み・姿勢」に注目

人間の体は左右対称に見えますが、全く同じというわけではありません。当然微妙に血液の流れも変わってくるのですが、その流れをさらに変えてしまう原因として、「癖が付いてしまった姿勢」による体の歪みを検証する必要があります。

 

人間は誰しもが「楽な姿勢」ってありますよね。体は楽しよう楽しようと動きますから、自分では意識しなくても体が左右どちらかに傾く癖をもっていたり、猫背などの姿勢になってしまう人は多いです。近年はとくにデスクワークであったり、パソコンでネット見たり動画を見るといった椅子に座る時間も長く、さらに姿勢に変な癖がついてしまうことがあります。

 

そもそも人間の体の機能は正しい姿勢を元に設計されてるわけですから、変な姿勢ではどこかに負荷がかかり、血管などにも影響を与えて血流バランスを崩してしまっているのが左右で薄毛の進行に違いがある原因とされます。

 

姿勢による影響はすぐには出ませんが、じわりじわりと慢性的なものになります。髪の毛の成長も目で見て分からないくらいのゆっくりしたスピードで影響を受けていきますから、気づいたら何かおかしいというような状況になってしまっているのです。

 

姿勢の歪みを正し頭皮の血流も戻すには

では体の歪みを正して体の左右バランスを整え、偏った薄毛を治すための方法を考えましょう。

 

体の左右バランスを整えるのは一筋縄ではいきませんが、できる限りお金をかけずに自宅でもできる方法としては「バランスボール」を使ったトレーニングがあります。バランスボールは全身の体幹筋肉を鍛えることができますから、姿勢が偏って衰えた筋肉を矯正することで姿勢を元に戻してくれるのに役立ちます。

 

バランスボール

 

バランスボールは食事のときに座って食べたり、居間などにおいておいてテレビ見てる時間など隙間時間を活用するのがおすすめです。意外ですがピョンピョン跳ねてるだけでも筋肉使ってるのが分かります。体の機能を高めることは全身の代謝が促進されますから、育毛にも最適な運動のひとつといえると思います。

 

左右で薄毛の状態が違うということは、どこかで体のバランスが崩れている可能性を疑いましょう。普段の生活で変な姿勢とか癖がでてしまったりしていませんか?今は良くても長い目で見れば体全体にも影響を与えることは間違いないので、育毛をきっかけに改善してみてはいかがでしょうか。

 

その上で正しい育毛治療をしていくことで、片側だけ髪が薄いと言う状況を克服できます。まずはできることから始めていきましょう!

 

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