ポリピュアEXはAGAに対してどれだけの期待値があるか?
育毛剤ポリピュアEXは、AGAに効果があるのかを調べました。
AGAは男性の薄毛原因の8割にもなるというハゲの主原因です。AGA対策をしたいなら、男性ホルモンDHT抑制作用のある成分が配合されていなければなりません。
ポリピュアEXにはDHT抑制作用のある成分が配合されているのか、またAGA対策にはどのような育毛剤を選べば良いのかみてみましょう。
ポリピュアEXに含まれるAGA対策成分について
ポリピュアEXの成分をチェックすると、DHT対策作用のある成分は「ヒオウギ抽出液」があります。
ヒオウギ抽出エキスがAGAに良いとされる理由は、AGAの主原因であり抜け毛を促進させてしまうジヒドロテストステロン(DHT)の発生を食い止めることが期待できるからです。
ヒオウギ抽出エキスは、この図の5αリダクターゼ酵素の活性を下げることが注目され、ポリピュアEXの抜け毛対策成分として使われています。
ポリピュアEXの配合成分で、5α-リダクターゼを阻害するのはヒオウギエキスのほかにチョウジエキスも作用があるとされています。
ではポリピュアEXはAGAに使えるか?というとちょっとストップをかけます。
そもそもこれら植物のエキスは副作用がなく薄毛対策できるメリットがあるわけですが、その分1つ1つの作用としてはお世辞にも強いとはいいがたい。
効果そのものに関しては医薬品に及ばないため、いかにして効果を高めるかという部分が重要になるわけです。
育毛剤の中には複数種類配合して効果を高めているものがあるのが現実であり、AGA根本の原因にアプローチすることを考えた場合にはもう少し欲しいところです。
ポリピュアEXはDHTを抑制する配合成分は決して多いとは言えず、残念ながらAGAに対して十分とはいえません。
ポリピュアEXのバイオポリリン酸はAGAにどう作用する?
ポリピュアEXには、独自の育毛成分バイオポリリン酸を配合しています。バイオポリリン酸が使われているのはポリピュアEXだけであり、育毛剤としての効果を担保している成分ということになります。
バイオポリリン酸は毛根の細胞に働きかける成分であり、髪の毛の成長を促進させる働きがあります。休眠状態になっている細胞が活性化されることで、髪を成長させる期間が長くなり抜け毛が生じにくくなるのが、育毛剤に長く使われてきた理由です。
この効果はAGAに限った話ではなく、男女共通、年齢問わず変わらない髪の毛の成長の仕組みにダイレクトに届くものです。
細胞そのものの活動が正常化できれば、AGAによって狂わされたヘアサイクルが整えられ、太くてしっかりとした髪が生えてくるようになるでしょう。
先述したDHTの抑制に関することは、AGAによる「抜け毛」「細胞の衰える原因」を減らすためのものでした。バイオポリリン酸は、衰えた髪の毛の細胞に働きかけることでヘアサイクルを整えるものとして働きます。
両者が高い次元で合わさるとするならば、実に理想的な唯一無二の育毛剤になるのではないか?とも思うわけですが、あくまで現状の成分に対して評価するのであればもう一歩というのが本音です。
AGA対策で育毛剤を選ぶポイント
すでに述べたように、AGAは男性ホルモンDHTが生成されることで生じやすくなります。
そしてDHTの生成を促してしまうのが、5α-リダクターゼという酵素。そのため、AGAに対応する育毛剤を選ぶ時は、5α-リダクターゼを阻害する成分が配合されているかチェックしましょう。
また、DHT生成後の脱毛因子の働きを抑制する成分が配合されていると、より効果が期待できます。
当然ながら万人に良いものは存在しない
ポリピュアEXのAGAへの期待値についてまとめてきましたが、重要なのは万人に良いものというのは存在せず、千差万別の頭皮の状態に合わせた育毛剤を使うことが重要ということです。
成分を詳しく見ていくことで、育毛剤の概ねの性質は決まります。それを自分の頭皮や年齢と照らし合わせてみて、最適なものを使ってこそ効果としてあらわれてくるものなのです。
ポリピュアEXには頭皮環境を整える成分も配合されていることから、まだAGAが進行していない初期段階(髪はある)から、年齢とともに徐々に薄毛が目立ってきたような場合に使っていくべき育毛剤です。
AGAに対応した育毛剤を使用したいなら、DHT抑制作用のあるものを選ぶのがおすすめです。
AGAで悩む男性はとても多く、しかも若い人でも発症するケースが増えています。育毛剤を選ぶ際にはAGAに有効な成分が使われているのか知って使うようにしましょう。