柑橘エキスの育毛効果ってどんなもの?

柑橘エキス

 

育毛剤の中にはミカンなどの柑橘系の成分を大々的に使っていることを訴求するものがたくさんあります。しかし正直なところミカンって育毛剤としてどうなの?と言う疑問がまず頭に浮かんでしまいます。

 

これだけ様々な商品があるということは、それなりに育毛の根拠があるのか?ということで、柑橘系の育毛剤に含まれているミカンエキスなどは本当に髪の毛を生やすための育毛効果があるのかどうかを調べてみました。

 

まずはミカンなどの柑橘系の果物のエキスに含まれているエキスといっても、育毛剤に使われているのは果汁が使われているわけではなく、柑橘類の果実の皮の部分を絞ったエキスが使われています。漢方薬とか薬味でチンピとして使われるように、皮に栄養があるんです。

 

では柑橘系の皮にどんな成分が含まれているかを見ていくと、代表的なのがリモネン、そしてもう一つがヘスペリジンという成分が含まれています。これらにどのような育毛効果が期待できるのかを見て行きましょう。

 

リモネンによる頭皮の血行促進効果

まず育毛剤として必要な効果の一つに、血行が滞りがちな頭皮の血流促進効果があります。髪の毛を作る毛乳頭細胞は頭皮の表面にある毛細血管から栄養を受け取れなければ十分に髪を作ることができません。血流を確保し、栄養を与えることは育毛にとって不可欠な要素です。

 

ミカンの皮などに含まれるリモネンには、血流を促進させる効果があり、年齢と共に硬く伸縮性の少なくなった頭皮の血行を改善してくれます。

 

リモネンには抗がん作用もあるとして期待されている成分なのですが、見方を変えれば細胞そのものの劣化を防いで正常な髪の毛の生成を保ってくれるということ。身近な成分でありながら、なかなか頭皮につけるという機会がなく見落としがちですが優れた成分を含んでいるのが柑橘系のエキスといいうことです。

 

そしてもう一つ注目したのが、ヘスペリジンと言う成分があるのでこちらの効果についてもまとめてみました。

 

ヘスペリジンによる毛細血管の強化

ヘスペリジンはリモネンと同じく柑橘系の果物の皮に含まれる成分であり、別名ビタミンPとも呼ばれるもの。ポリフェノール(抗酸化物質)の一つであり、柑橘類の育毛効果の根拠の一つになっている成分。

 

ヘスペリジンの効果については以下のグリコのサイトの説明が分かりやすいので紹介します。

 

>> 柑橘エキスに含まれる成分のヘスペリジン(ビタミンP)の詳細

 

ここからみたヘスペリジンの効果の中でも、育毛に関係性があるのが3つの効果。

 

毛細血管の栄養供給力の強化

ヘスペリジンには毛細血管と細胞間の栄養素の透過性を高め、よりスムーズに栄養素のやり取りができるように血管の力を適正化する効果があるとされています。これは言い換えれば血液から髪を作る毛乳頭細胞に効率よく栄養素が届くことになり、リモネンによってもたらされる血流促進効果を底上げしてくれるということです。

 

血中コレステロール値の低下

血中コレステロールが低下することで、頭皮のごく細な毛細血管が詰まることを防ぎ、動脈硬化による血流悪化を防いでくれます。動脈硬化と言うと大げさですが、細くて詰まりやすい頭皮の血管だからこそ軽視できない効果であるといえます。

 

血行促進効果

ヘスペリジンにも間接的に血流を促進する効果があります。血管の収縮を促して血液を送るサポートをしている成分にビタミンCがありますが、ビタミンCは壊れやすくすぐに対外へ排出されてしまいます。ヘスペリジンが壊れやすいビタミンCを安定化させて本来の働きが発揮できるようにサポートをしているのです。

 

全て血液に関することですが、先に解説しているように髪の毛の成長と血流の促進は深い関係性があります。医薬品のリアップなどで使われているミノキシジルも、主な効果は毛細血管を拡張して血行を促進する効果なのです。医薬品だけに頭皮にあわなかったり副作用なども懸念されるのですが、ミカンのエキスであれば重篤な副作用の心配がなく、血流促進効果を得られるということ。

 

当然自然の成分ですから、劇的な効果を期待することはできないのですが、自然な使い心地を重視して早い段階からの抜け毛予防や育毛に取り組には非常に優れた育毛成分の一つと考えることができるのです。

 

柑橘系のエキスは保湿効果も高い

柑橘系の育毛剤に含まれる成分でもう一つ注目すべきは、保湿力に優れているという点です。

 

ミカンの皮は紫外線や外からの乾燥による刺激から、種を包んでいる実を守らねばなりません。そのため表皮を覆っている皮には保湿力を高めて肌のきめを整える効果が非常に高いのです。皮に詰まっている保護成分は人間の肌にとっても有効利用できるということです。

 

髪の毛の生育の土壌となる頭皮の質の改善力が非常に優れている点が、他の育毛剤と比較して異なる部分であり、乾燥肌が気になって細かいフケがでたり、お風呂上りに頭皮が突っ張るという人には心地よい使い心地が期待できます。

 

と、ここまでミカンなど柑橘系のエキスに含まれる育毛成分と効果についてまとめてきたわけですが、これだけでは薄げ改善効果にはやや不十分であることも書いておかなければいけません。

 

ミカンエキスだけではやや不十分な点もある

育毛にとって重要な髪の毛を成長させるための血行促進による栄養補給効果と、髪が健康に育つ土壌作りをする頭皮の保湿とハリを保つ効果があるのはわかったのですが、最も重要な要素である「抜け毛の防止」効果については検証された研究結果がありません

 

そもそも髪の毛が細くやせ細り、抜け毛に至ってしまう原因の一番大きな要素に「悪性の男性ホルモンによる影響」を忘れてはいけません。抜け毛薄毛が気になるという人のほとんどが男性ホルモンに起因するDHTという物質が髪を作る細胞にダメージを与えるため。

 

DHTと抜け毛の仕組みについてはこちらで詳しく解説しますが、女性でもホルモンバランスの乱れによる抜け毛の場合は無関係ではないのです。

 

どれだけ優れた育毛成分で栄養補給しても、頭皮が健康になったとしても根っこの部分を侵食する根源を何とかしなければ焼け石に水であり、育毛剤の効果が追いつかないです。

 

育毛剤として完成するには、抜け毛を防止するための原因物質を抑制できる効果の成分と併用されなければ、本当の意味での育毛は期待ができないモノとなってしまいます。

 

柑橘系の育毛剤を使うときに限らずですが、育毛剤を選ぶときには抜け毛を防止成分をあわせて配合しているかどうか?医薬品以外の育毛剤であれば、効果そのものは緩やかなものであるため複数の成分を配合しているかどうかをチェックしていくことが大切です。

 

こちらでは買ってはいけない育毛剤についても触れていますので、育毛剤選びで迷っている人は一度ご覧ください。


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