ペルソナ育毛剤のリアルな口コミ！遺伝子検査と育毛剤
育毛剤は数あれど、効果が出るという人は一部であり、ほとんどの人は満足に生えることなく色々な育毛剤に手を出してしまっていると言われています。
高い育毛剤を使っても効果が出ない・・・。この一つの要因として、自分の薄毛の状況に合っていない育毛剤を使い続けていることがあります。
薄毛や抜け毛は必ずしも一つの原因で起きているわけではないし、人によって体質が違えば有効となる成分や育毛剤の性質も変わってくるべきだからです。
そんな中、遺伝子検査を事前に実施して遺伝的な体質をチェックし、検査結果に合わせて最適なタイプの育毛剤を提供するというコンセプトの育毛剤が販売されました。
ペルソナPersonaという育毛剤で、既製品を送るのではなく検査結果に基づいて、複数ある育毛剤のパターンの中から最適なものを選んでくれるというもの。
遺伝子検査は私も実施するのは初めてだったこともあり、興味を持ったので実際に購入をして取り寄せてみることにしました。
ペルソナの遺伝子検査はSNPスニップ検査で体質を調べる
ペルソナを購入することで受けられる遺伝子検査は、SNPスニップ検査と呼ばれるもの。
スニップとは遺伝子の配列のことで、個人個人で異なるものの、一定の規則性や共通項を持った部分があるということ。これらのデータを基にして病気のかかりやすさや、ハゲになる遺伝子の特徴を分析できるということ。
SNPスニップ検査についてはこちらで詳しくまとめてみましたが、薄毛の原因となるものや、髪の毛の質、頭皮のトラブルのリスクという3つの視点で体質を分析できるということ。
例えば、遺伝的に男性ホルモンの影響を受けやすい人は、抜け毛の原因となるホルモンを抑制する成分を多く含む必要があります。髪の毛が細い傾向にある人には、髪を太く育てる成分を重点配合することで、将来的な薄毛のリスクを効果的に対策できるということ。
ペルソナは実際に検査をした結果を見て育毛剤が決まることで、体質に合った成分を使って無駄がない対策をしていけるといえます。
遺伝子検査は届いてすぐに実施可能な簡単なものだった
では、実際にペルソナを購入して、遺伝子検査をしてから育毛剤が届くまでをまとめてみました。
まずペルソナを公式サイトで購入すると、2日ほどで以下のような遺伝子検査キットが届きました。
遺伝子検査キットと言っても、血を取ったりする大がかりなものではなく、綿棒を口の中にこすりつけて口内の細胞を採取するというもの。
やや強めに綿棒をこすりつけてぐりぐりする必要はありますが、痛みはなく届いたそばから一瞬で検査サンプルの摂取をすることができます。
2本の綿棒で摂取が完了したら、付属のソケットにしっかり入れて、封筒に入れて送り返すだけ。
ここから検査をして育毛剤が決まってくるので、届いたらすぐに検体を採取してポストへ投函するくらい早めにやった方が良いですね。
1日でも早く育毛剤で対策したい気持ちはあると思います。すぐに使えないというのは心理的に不安な気持ちにもなりますが、ここはより効果的な育毛剤を使うための準備段階として我慢しましょう。
検査キットを送った後は、キットがペルソナの事務局へ届いたときと、検査が無事に終了した時にメールで連絡が来ます。さすがに自分の遺伝子を送るわけですから、こうした配慮があるのは安心できますね。※送り返すときはペラペラの封筒なのでやや不安もありましたが、問題なく検査まで完了しました。
ペルソナ育毛剤と遺伝子検査の結果が到着
遺伝子検査キットを送ってから、待つこと3週間。ようやく待ちに待った育毛剤の本体と遺伝子検査の結果が送られてきました。
- ・ペルソナを注文したのが11月22日
- ・検査キット到着が11月の25日（即日キットを返送）
- ・遺伝子検査の開始が12月の1日
- ・遺伝子検査の完了が12月13日（育毛剤の発送）
- ・育毛剤が自宅到着12月15日
ここまでの流れをまとめてみると、注文から商品到着までは24日かかりました。さすがに遺伝子検査をするわけですから、ある程度の期間かかるのは覚悟しておかねばなりませんね。
この手の商品を買ったことがない人にとっては、この期間は少し不安にもなる長さだと思いましたのであえてまとめてみました。
さて、届いた遺伝子検査の結果と、ペルソナ育毛剤を検証していきましょう。
遺伝子検査の結果は確かに当たっている・・・
遺伝子検査の結果として記載されているのは、「毛髪の強さに関するリスクが高い遺伝的傾向が見られました」とあります。
遺伝子検査の結果は、以下の3つでまとめられています。
- １．アンドロゲン受容体（男性ホルモンの影響の強さ）・・・AGAなどに関わる薄毛のリスク
- ２．毛髪のタイプ・・・髪の毛の質や太さの傾向を知る
- ３．頭皮トラブル・・・アレルギーなどで頭皮の炎症や病気が起きやすいかの検査
実は私は過去に病院で検査を受け、AGAの影響で薄毛になっていると診断されました。その時は遺伝子までは検査していなかったと思います。
今回の検査では、「男性型脱毛症（AGA）になる可能性が若干高いGA型である」と判断されており、薄毛対策の必要性を指摘されていますね。
毛髪のタイプは、細く曲がった髪であるTT型と診断。確かに私は猫毛の傾向で細い毛に悩んでおり、毛髪の強さに問題ありとは当たっている。
頭皮のトラブルリスクに関しては、GA型であり、肌のトラブルリスクは標準的とあります。私は軽度のアレルギー系の敏感肌であり、刺激の強い育毛剤などで炎症が起きたりします。ただし重篤な副作用は一度も起きたことは無いので、頭皮のトラブルに関しては標準ということでしょうか。
検査の結果を自分の現状に当てはめてみると、納得のいく部分とそうでない部分がありましたが、こと薄毛の最大のリスクであるアンドロゲン受容体の感受性と、髪の質に関しては納得できるデータを示せていると思います。
今回は私の検査結果ですが、これのパターンが人によってすべて違うのでしょうね。他の人の結果は気にしても仕方ないですが、全然ハゲない人の検査結果や、逆にトレンディエンジェル級のハゲの人とかのデータなど極端な人のデータは見てみたい気持ちがありますね。
では、これを踏まえてどんな育毛剤を送ってくれたのか？
送られる育毛剤はジェル・リキッド・ミストタイプの3種類
私に選別されたペルソナ育毛剤は、リキッドタイプ。同封された書類を見る限りは、ジェルタイプ、ミストタイプが他にあることが分かります。
これを見る限りは、完全にオーダーメイドできめ細かく育毛成分が分かれているわけではなく、タイプの違う3種類の育毛剤を、遺伝子検査の結果に応じて配合しているとみえます。
配合成分をチェックしてみると、髪の毛の成長やコシの太さに影響を与えるアミノ酸系の成分が豊富である点がみてとれます。
抗AGAの成分としては、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、シナノキエキスと3種類該当しているため、遺伝子検査の結果を反映していることが分かります。
リキッドタイプの育毛剤は、ノズル式の育毛剤。直接頭皮にトントンとつけて液を塗り込んでいくスタイルです。
液自体は育毛剤らしいニオイはせず、ほぼ無臭。もしかしたら今までの育毛剤でも飛び切り自然な感じかもしれない。
アルコールの刺激も一切ないのはヒリヒリせず使い心地はとてもいいです。うっすらと薄黄色の液体をしていますが、これは配合されている成分によるものでしょう。
他の検査結果の育毛剤を見たわけではないので、これ以上の評価は難しい部分がありますが、使ったことがある人を探して検証できるようにしてみたいと思います。
育毛剤ペルソナに関して育毛課長の思うところまとめ
完全にオーダーメイドという点ではないので、過剰な期待のしすぎは禁物であると思いますが、一辺倒の既製品ではなく体質に合ったものを検証しようという取り組みは面白いですね。
特に遺伝子検査は今流行りでもあり、ダイエットや生活習慣病の傾向を知ることができるなど、体質に合わせたものを使うことで効果を引き出すという試みは広まっていますからね。
ペルソナは育毛剤という分野で先駆けとなっている点は評価できる部分です。現状はダイエットや化粧品に関する遺伝子検査はありますが、薄毛リスクに特化したものはペルソナが初となっています。
ただし遺伝子検査をするというだけあって、検査の初期費用分は一般の育毛剤より上乗せされます。
育毛剤の定価は ￥12,800円
遺伝子検査の費用が￥24,800円
定期購入をする場合には、月額￥9,800円で購入できますが、6か月間継続を通ける契約になっています。
しかし、初めに少しお金をかけて、自分がハゲないためにはどうすればいいのかを知ることは重要なことです。ハゲのリスクという部分的ではあれど、遺伝子検査によって自分を知ることで正しい対策ができることになります。
まだ薄毛にはなっていないけど、将来ハゲになるリスクが高いかどうか今のうちからチェックしておきたいというのであれば、自分に投資する意味でペルソナを購入してみてもいいと思います。