アルガンシャンプー肌が弱い人

アルガンK2シャンプーの全成分を分析してみる

アルガンK2シャンプー肌が弱い人にもおすすめできるシャンプーなのか?

育毛に良いといいつつも配合されているものは頭皮に悪くては意味がありませんし肌荒れの原因になります。そこでアルガンシャンプーに配合されている全ての成分を分析しながら、乾燥肌や肌が弱い人にも安心しておすすめできるシャンプーなのかを詳しくみていきます。

アルガンシャンプーの成分


※成分表は上部記載のものほど含有量が多くなっています
成分名 目的 成分の解説
溶剤 精製水でシャンプー成分の溶剤として使われます
ココイルグルタミン酸TEA ヤシ油由来アミノ酸系洗浄成分 ヤシ油から製造される洗浄成分で頭皮に優しく必要な皮脂を残しながら洗うことができます
コカミドDEA ヤシ油由来洗浄成分 ヤシ油から製造される成分で、泡立ちを高めたり泡の粘度を高めることで洗い心地を良くします。泡立ちの弱いアミノ酸系シャンプーを補助する目的で使われます
BG 保湿・殺菌 ブチレングリコールと言う名前のアルコールの一種。殺菌目的で使われますが保湿力が高く、洗い上がりをしっとりさせます
ココアンホ酢酸Na 成分の乳化 黒砂糖から作られる界面活性剤で、混ざりにくい水と油分を溶け込ませて濃度を均一に保ちます
セテアレス60-ミリステルグリコール 増粘剤 アミノ酸系シャンプー特有の水っぽさを無くし泡立ちやすいようにするために入れられます。それでもこのシャンプーはしゃびしゃびですが・・・
アルガニアスピノサ核油 頭皮の活性化 アルガンオイルの正式名称。不飽和脂肪酸やビタミンEを豊富に含み、頭皮の細胞の活性化を促します
ローズマリーエキス 頭皮消炎・抗菌 ハーブの一種であるローズマリーのエキスは頭皮の炎症を抑えて皮膚を健康に保ちます。実はシソ科の植物で抗菌力も強いです
イタドリエキス 頭皮の消炎・保湿 イタドリの茎から抽出されるエキスで頭皮の炎症を鎮め、高い保湿力で保護してくれます
ローマカツミレエキス 頭皮消炎・保湿 ハーブであるカツミレの花からとれるエキスで頭皮の保湿や炎症を抑える効果があります。その香りには高いリラックス効果もあります
カンゾウエキス 頭皮消炎 様々な皮膚炎の薬や化粧品に使われる甘草の根のエキス。皮膚の炎症を治癒しフケやかゆみ、頭皮ニキビの発生を予防します
茶葉エキス 頭皮抗菌・ミネラル補給 お茶でシャンプーすると言う方法もあるように豊富なミネラルと抗菌効果が期待できるお茶のエキスです
ツボクサエキス 頭皮消炎 別名タイガーハーブとも言われる野生動物が傷を癒すために身を寄せると言う植物のエキスです。頭皮の炎症を鎮めフケかゆみを防止します
オウゴンエキス 消炎・男性ホルモン抑制 コガネバナと言う植物の根のエキスで、皮膚の炎症を抑える効果があります。また男性ホルモンが変化してできる脱毛因子を抑制する効果もあり、育毛剤にも使われる注目成分です
セイヨウノコギリソウエキス 頭皮消炎 頭皮の炎症を抑えて肌を引き締める効果があります。
ウイキョウエキス 頭皮保湿 セリカの植物であるウイキョウの根のエキスで、高い保湿作用があります。頭皮に潤いを残し、乾燥を防ぎます
カツミレ花エキス 頭皮消炎 カツミレの花のエキス。上記にも掲載していますが、シャンプーのボトルにはなぜか同名でもう一度記載があります。なぜ?
ホップ花 頭皮保湿 ビールの原料にもなるホップの花のエキス。保湿力が高いのと豊富なミネラルがあり頭皮に栄養を与えます
メリッサ葉 頭皮消炎 レモンバームと言われる薬草の葉のエキス。レモンのような香りがし、皮膚の炎症を鎮めてフケやかゆみを防ぎます
セイヨウヤドリギエキス 頭皮保湿 ヤドリギはヨーロッパで薬草として使われ、皮膚の炎症を抑えたり保湿して乾燥を防ぎます
ヒバマタエキス 頭皮の保湿 褐藻といわれる藻類のエキスで高い保湿力と細胞の代謝促進効果があります
加水分解ハトムギ種子エキス 髪の毛保護 ハトムギの種子のエキスを水で分解し浸透しやすくしたもの。髪や頭皮に浸透し保湿することで、洗い上がりをしっとりさせます
ポリクオタニウムー10 髪の保護 トウモロコシ由来の保護成分。髪の毛の表面に吸着して皮膜を作り、さらっとしたきしみの無い洗いあがりにします
DPG 殺菌・保湿 ジプロピレングリコールの略称。アルコール類で殺菌効果がありますが同時に保湿力も持ちシャンプーのすべりや質感を高めます
ココイル加水分解コラーゲンK 頭皮髪の毛保護 ヤシ油から製造される保湿成分。皮膚の角質の保湿をしているコラーゲン成分で、頭皮や髪の毛の保護をします
フェノキシエタノール 保存・殺菌 アルコールの一種でお茶にも含まれるもの。品質保持のための殺菌・保存料として使われます


このようにしてアルガンケーツーシャンプーを見ていくと、洗浄成分はアミノ酸系といわれるヤシ油由来のものが使われているのみ。このことからも優しく頭皮を洗うということに特化しているシャンプーであると言えます。洗浄成分の数は驚くほど少ないので油肌の人は泡立ちの少なさに戸惑うかもしれません。泡立ちが悪いと感じれば必要に応じて2度洗いをしてもいいでしょう。

注目は保存料や殺菌目的で入れられている成分が非常に少ないこと。当たり前のように入っていたエタノールが使われておらず、フェノキシエタノールが一番最後に記載されているのみ。ではどのように品質を保っているかというと、配合されているハーブなど植物の持つ殺菌・抗菌効果を上手く組み合わせているようです。植物だから100%安全と言うものではありませんが、刺激となるアルコール成分の使用を控えているのは高く評価できますね。

ハーブ類は頭皮の保湿や炎症を抑えてフケやかゆみを防ぐ効果のものが多数入れられており、乾燥肌の人が頭皮改善していくには最適であると思います。

育毛課長のアルガンシャンプー成分まとめ

成分をざっとみてきましたが、実際に使ってみたときに感じた刺激の少なさ・泡立ちの低さの理由が良く分かりました。
泡立ちは使ってきたシャンプーの中でも少ないものの、エタノールも使われていないので刺激は一切感じず荒れた頭皮でも気持ちよく洗えました。乾燥肌や頭皮への刺激が少ないシャンプーを探していると言う人は使って間違いの無い育毛シャンプーであると思います。

ただ夏など皮脂が多く分泌される時期に使ってみると、洗浄力の弱さが気になるときもありましたね。適度な洗浄力で優しく洗うのは育毛シャンプーにとって不可欠な要素ですので好ましいことですが、季節によって使うシャンプーの種類を変えたり、シャンプー前に小量のシャンプー液でさっと洗うという2度洗いをするなど工夫して使っていくといいと思いました。

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