育毛剤の使用を中止すると再び薄くなるのは事実

育毛剤やめる

 

育毛剤を使うのをやめたら、再び髪の毛は薄くなって抜け毛も増える??

 

育毛剤を使い続けることで、産毛が増えてきて少しづつ発毛を実感できたという人も多いと思います。自分に合った育毛剤を使いつづければ、何かしらの変化を体感できますし、大きく薄毛を克服できたという人も少なくはないでしょう。

 

しかし、使っていた育毛剤を止めてしまうと、再び髪が薄くなて抜け毛が増えるというのは事実です。気を抜くと再びハゲるという状況を育毛課長自身も経験をしています。育毛剤とどのように付き合っていけばいいのかについて考えた結論を書いています

 

育毛剤は「根治治療ではない」点に注意

結局のところ、育毛剤の治療って「根治治療」ではないのです。

 

根治治療とは病気症状の原因となっているものを、根本から治療し再び再発しないようにすること。

 

薄毛の場合は原因は様々です。AGAという男性の薄毛の8割以上の原因とされるものでは、男性ホルモンの影響による遺伝体質が主な原因となっています。今の育毛剤ではホルモンの活動そのものを止めることはどうやってもできません。ホルモンが毛根に与えるダメージ要因を部分的に食い止めているという状況にすぎないのです。

 

たとえAGAクリニックへ行って医薬品のプロペシアやミノキシジルのようなものを処方していたとしても、あくまで一時的に影響を抑えているにすぎません。市販の育毛剤でも同じで、塗っている間だけ影響を食い止めて髪の毛の成長を補助しているという状況に過ぎないのです。

 

ストレスや生活習慣が影響していたばあいは、原因が遠ざかれば髪の毛は増えてきますが、再び状況が変われば毛根はダメージを受け始めます。

 

一般的に考える病気の治療とは異なり、一度薄毛を発症した場合には、完全に薄毛を根治させるということは極めてむつかしいのです。

 

徐々に育毛剤を使う量と頻度を減らしていくのはよい

ある程度薄毛が改善してきた場合には、完全にゼロではなく使用頻度と使う量を減らしてコストを下げつつ、髪の毛の状態を維持できるようにしていくのが導き出した回答です。

 

私の場合には育毛初期の段階において、育毛剤は1か月でなくなるようにしっかり使い、サプリメントも毎日飲んでいました。それを、育毛剤は2か月の1本のペースに落とし、育毛サプリは1回あたりの飲む量を半分にすることで再びハゲが進行しないようにしています。

 

ネット上でも色々な育毛ブログの情報を調べてみると、同じように使用の頻度を減らして髪の毛の状態を「維持」しているという人が大半でした。

 

完全に育毛剤の使用をやめてストップしてしまうというのではなく、使う量や使用する頻度を下げていくことで、毛根の細胞が受けるダメージを食い止めていくというのが正しい向き合い方であると思います。

 

育毛剤の配送間隔を伸ばしてもらおう

定期購入で安く使っている場合には、定期配送の間隔を伸ばしてもらえる育毛剤があります。

 

通常は1か月おきに配送されていると思いますが、2か月おきに変更できるものもあるため徐々に使用量を減らしていくようにしましょう。

 

現在市販の育毛剤でも人気であり多くの人が使っている、イクオスIQOSチャップアップブブカ育毛剤などは配送間隔を2か月に落とすことができます。(2017年時点確認済み)

 

医薬品育毛剤を使っている場合には、AGAクリニックで医師による経過診断を受けながら、通院の頻度や処方薬の量を相談していくようにしましょう。

 

育毛の基本!食事や生活には気を抜かないこと

育毛剤で抜け毛が減ったり、髪質が変わるなどの変化を得たとしても、育毛の基本は軽視しないこと。

 

・髪の毛の元となる食事・食生活に気を付ける
・睡眠不足にならないような生活で成長ホルモンを分泌
・基礎代謝を上げ血流を促進するための運動習慣

 

参考:育毛に良い1日の行動と気を付けるべきこと

 

人間だれしも自分に甘いものです。ちょっと状況が好転すると油断してしまうもの。育毛に関しても同じで、そろそろ大丈夫かなと思って、食事を不摂生したり夜更かししてしまうと、その習慣が気づけば癖になってしまうものです。

 

結局ふりだしに逆戻りで、今まで薄毛改善のためにやってきたことは無に還ります。髪の毛は生やすのは時間がかかって難しいものですが、抜ける時の進行速度はとても速いです。

 

結論として、薄毛とはずっと向き合っていかなければならない現実は否定できないのが悲しい限りですが、育毛剤とうまく付き合うことで無理なく髪の毛を維持していくことができますよ。


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