心のダメージは髪に伝わる..,薄毛を防ぐためにやるべきこと

ストレス育毛

 

人間生きていれば、トラブルや事件は常につきまといます。自分では望まぬような状況に、ある日突然見舞われることは誰でも起こりうること。

 

  • ・強烈にヤバイ上司の元に配属になった
  • ・いじめや嫌がらせを受けて心理的なダメージを受ける
  • ・事故や病気で親しい人を亡くして悲しみを背負う
  • ・自分自身が病気や疾患で精神的に負担を背負ってしまう

やまれぬ状況において、誰もが強い心で跳ね返せるものではありません。むしろ人間だからこそ、こうしたことで悩めるものですからね...。

 

しかし、このサイトにたどり着いたあなたは、本質的な悩み以外にも不安を抱えて検索をしていたと思います。

 

精神的なストレスや、心理的なダメージでハゲるのではないか?と。

 

今まで特にハゲるような気配がなかったのに、急にハゲてくるようになることがあるため、ハゲる原因と今自分に出来うる対策は何があるのかをまとめています。

 

精神的・心理的ストレスで髪が抜ける仕組み

精神的なストレスを受けたり、心理的なダメージを受けることで、なぜ髪の毛は抜けたり薄くなってしまうのか?これには、3つの要素が絡み合って、髪の毛の成長を滞らせてしまいます。

 

ホルモンのバランスが崩れ髪の成長が滞る
髪の毛は毛根にある、毛母細胞と毛乳頭細胞が分裂して作られていくわけですが、その分裂の指令を出しているのは成長ホルモンです。

 

成長ホルモンは体のリズムに合わせて体内で生成されていくのですが、ストレスによる不眠であったり、心理的に強い不安感を感じることで自律神経のバランスが乱れ、ホルモンも正常に作られなくなってしまいます。

 

髪の毛の成長を促す信号が送られなくなることで、細いまま成長せず抜けてしまったり、髪を黒くする指令がでなくて白髪が増えてきたりというトラブルに発展するのです。

 

皮膚が荒れやすく頭皮が炎症を起こしやすくなる
ホルモンの分泌にも関係することですが、最も影響を受けやすいのは末端機関である皮膚です。徹夜すると肌荒れしやすいという人は注意が必要。

 

頭皮のバリアを保っている皮脂が正常に分泌されないなど、外部の刺激に弱くなって炎症を起こしやすい状況になることがあります。

 

フケやかゆみが増えてきたり、なんとなく髪の毛の根元に力がなく病み上がりのような状態になるのも、皮膚の張りがなくなっている状況です。

 

食事による栄養からしか髪の毛は作られない
意外と多くの人は薄毛やハゲを気にすると、まず育毛剤やシャンプーを変えよう!ってなるのですが、これは少し違います。

 

育毛剤は薄毛の原因物質を取り除き、作用するための成分が配合されているものです。使うこと自体否定しませんが、闇雲に使ったところでストレス性や心理的な影響による薄毛には効果が弱いことがあります。

 

初めに申し上げたように、ハゲてなかったのに心理ダメージがきっかけで気になるようになったという場合には、育毛剤よりもまずは髪に届く栄養素が不足しないように気を付けることです。

 

軽視しがちですが、髪の毛は自分で取り入れた栄養素からしか作られません

 

栄養素が不足すると、人間の体は髪の毛以外に重要な器官に栄養を回します。髪は生命維持の観点では優先度が低いため、栄養が回ってこないことになります。

 

ストレスなどで栄養が満足にとれない状況が続くことは、それだけで髪の毛の成長を滞らせてしまうことになるのです。

 

多くはこれらの要因が絡み合って、髪は細く薄毛になり、抜けていってしまいます。

 

最も重要なのは、3番の髪に届く栄養は最低限確保していくことです。

 

ストレスや心に負ったダメージはすぐに改善できるものではないです。ストレス要因が遠ざかるか、もしくは自分の中で折り合いが付けられるか、いずれにせよ悩まないことには解決できないものですからね。

 

時間がかかることは時間をかけて解決していけばいい。無理せず、まずは髪に栄養だけは不足しないように工夫できることをやっていきましょう。

 

重要だが難しいのは栄養を怠らず摂ること

精神的・心理的ストレスでハゲないために育毛で重要なこと

 

心にダメージを受けたときに、多くの人が陥るのが食事が喉を通らないこと。何となく軽い物だけで済ませ、そうこうしているうちに、カップ麺やファストフードに頼りがちな生活になってしまう

 

たくさん食べまくるという人でも、炭水化物がメインで栄養が偏ったものを食べすぎる傾向にあるために、髪に必要な栄養素は不足しがちになります。

 

育毛によい髪を育てる栄養素はこちらでもまとめていますが、重要なのは元となるタンパク質、アミノ酸。それらの吸収や合成に必要な、ビタミンとミネラルです。これらをいかにして不足しないよう、かつストレスで狂った食欲に合わせなければいけません。

 

優秀なのが、タンパク質が豊富なプロテイン。何も筋トレやダイエットが目的でなくても、栄養補給として優秀なもの。栄養補給が目的なので、シビアに配合にこだわらず、飲みやすいものを飲むのがベストであると考えています。※私は日常的にも栄養補給と兼ねてプロテインを飲んでいます

 

また食事の障害を医師に診察してもらうことで、医療用の経口栄養剤を処方してもらうという選択肢もあります。薬局などでも売っていることがあるため、これらを流し込んででも栄養だけは絶対に取るべきです。

 

髪に届ける栄養の充実は、口コミなどを見ていても育毛に大きな変化をもたらすものであることが見て取れます。プロテインによる栄養補助を始めてから、髪質が太く変わってきたという話や、栄養剤による治療を受けたことでフサフサになったという介護施設の方の話を聞いたことがあります。私自身も、弱い猫毛からごわっとした髪に変わっていくのを体感しているため、最低限栄養を取ることはストレスによる急な抜け毛・薄毛を防止してくれるものと考えています。

 

あとがき:心のダメージを受けても前にしか道はない

私事ですが、先日身内を亡くし心に大きな穴が開いてしまいました。今まで人ごとのように思っていたことが現実として自分に降りかかってくると、思考は停止し食事というものを忘れてしまいました。何を食べても味がなく、数日後わずかに味覚は残ったものの食べるという行為ができません。

 

ただどのような精神的なダメージを受けていたとしても、まだまだこの先何年も生きて生活していかねばなりません。心労で疲れ果て、挙句に髪も細くハゲ散らかしている様を見て故人は果たして喜ぶのだろうか。不謹慎とは思いつつも、育毛において毎日のように考え行動してきた私は、このような思考にたどり着きました。

 

一時的な栄養の不足は、たんに髪が細るのみならず円形脱毛症などに発展することもあります。いらぬトラブルで悩むよりも自分の先のことを考えるために、プロテインや栄養食を薬局で買っては3食はきっちりと栄養を摂るようにしています。

 

今は髪の毛のことを相談できる病院も増えていますので、自分でどうにもならないときはお医者さんの先生を頼りにすることで楽になることもあるはずです。こうして記事を読んでいただいたあなたは、少なくともハゲるのは嫌だと情報を得に来ていると思います。

 

まず自分でできることは、どのような形であれ栄養は欠かさず摂り、お医者さんや心の負担を相談できる場所を活用して、明日も胸張って生きられるように頑張りましょう。


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