乾燥がちな地肌のケアに使いたいアスタリフト育毛剤
女性に人気の基礎化粧品アスタリフトから、ヘアケア用の育毛剤としてスカルプフォーカスエッセンスが販売されています。
アスタリフトというとフジフィルムが製造する高級化粧品。アスタリフトというだけで使ってみようと思う人もいると思いますが、専門メーカーの育毛剤と比べて育毛成分や使い心地はどうなのか?という部分を詳しくレビューしています。
アスタリフト育毛剤は敏感な季節のケアに最適かも
アスタリフトスカルプエッセンスは、スプレーではなく直接地肌に付けるタイプの育毛剤です。
女性にとっては髪の毛が長いとスプレーでは無駄になりやすいため、ノズルでピンポイントに地肌に届けられるのは良いですね。
ちょっと感動したのがノズルが柔らかいシリコンを使っている点。
柔らかくて指でも変形するので、敏感な地肌を傷める心配が全くありません。これは他の育毛剤にもマネしてほしいレベルですね。
オレンジ色の育毛液がじわっと浸透して留まる感覚
手に取ってみると特徴的なオレンジ色の液が出てきます。よーく嗅げばかすかに成分の香りがしますが、乾くとすぐに気にならないので違和感なく使っていくことができます。
シリコンノズルが優しくて、頭皮への使い心地は文句なしで一番でした。液だれもしてこないし、なによりも付けた感じがしっとりしていて刺激はありません。
女性用の育毛剤と言っても、中にはアルコールの刺激が強すぎてヒリヒリするものがたくさんあります。丈夫な肌であれば問題なのですが、それでは余計に頭皮を傷めてしまってヘアケアには程遠くなってしまいます。
アスタリフトスカルプエッセンスはノンアルコール処方になっていて、成分を見ても刺激の元になるアルコールが使われていません。
アスタリフトの特徴である浸透して潤う感覚が生きている
アスタリフトスカルプエッセンスは、富士フィルムの技術で浸透性を高めた「高浸透型の美髪育毛・発毛促進エッセンス」としています。
基礎化粧品の商品の方では、非常に多くのレビューサイトや口コミがあります。ここで多くの使用者が投稿しているのが、「じわっと肌に浸透して潤いが長く続く」というものでした。
アスタリフトスカルプエッセンスにおいても、育毛剤で重要な浸透力に力を入れているのが分かります。
育毛剤が他の化粧品と比べても重要なのが、毛穴の奥に成分を浸透させられるかどうか?という部分です。
頭皮は毛穴が集中しているため、常に皮脂に守られていて、育毛剤を付けたとしても見た目以上に浸透していないということが分かっています。
せっかくいい成分を使っていたとしても、届いてなかったら意味がないですからね。
育毛剤に使う成分を細かく低分子化して、しっかり届くように設計されているのが個人的には高評価です。
アスタリフトは乾燥しやすい人や季節の変わり目に使いたい育毛剤
実際に使って分かったアスタリフト育毛剤の良いところは、
・ニオイがなくノンアルコール処方で刺激が少ない
・うるおい成分が豊富で頭皮のしっとり感が長く続く
・発毛を促進する有効成分が3種あり、じっくり髪を育てられる
うるおい成分は実に10種類以上入っており、しっとりとした感覚が長続きするのがとても印象的でした。
私は乾燥肌で、季節の変わり目などは指先が赤切れになったり、顔の周りに粉を吹いたりしてしまいます。頭皮もかゆくなることが多かったのですが、アスタリフトを使い始めてからは思わぬしっとり感で「保湿」されているのが分かります。
女性の場合は、ホルモンなどよりもストレスや季節の変化によるお肌そのもののトラブルで、抜け毛が増えたり髪が細くなったりします。アスタリフトスカルプエッセンスは、こうした日々のトラブルから女性の地肌を守り、きれいな髪が成長する土台作りをしてくれる育毛剤です。
一方で、すでに分け目が大きくなって地肌が見えてきてしまった人や、急激に抜け毛が増えて困っている時のケアには向きません。
アスタキサンチンそのものに髪の毛を生やすというエビデンスはありません。短期間で薄毛を改善できるような成分は含まれていないため、今すぐに対策しないと大変!という人は、育毛剤を頼らずに頭皮の専門医に診てもらうようにしてください。
アスタリフトスカルプエッセンスは、日常的なヘアケアを習慣として頭皮地肌を保護していき、歳をとっても丈夫な髪の毛が生え続けるような環境を作っていくためにあります。
コストパフォーマンスはとてもよく、150ml入りのボトルで¥6,156円。これで2か月分は使える量なので、1日当たり100円という計算です。
敏感肌で頭皮の保湿ケアはどうすればいいか困っているというなら、このしっとりした潤いを体験してみて欲しいです。
富士フィルムというと独自の技術で化粧品をはじめ、医療分野にも進出して成功しています。今後も肌に優しい優れた技術を生かして、魅力的なケア商品を出してくれることを期待しつつ、レビューを終えたいと思います。