食べても太らない体質の人は髪の栄養が不足するかも

痩せ型ハゲ

 

世の中はまさにダイエットブームで、痩せたい!お腹の脂肪を減らしたい!という悩みで溢れています。

 

しかしその一方で、食べても食べても太らない!逆に太る方法を教えてほしいというような痩せ体質を持った人もいます。

 

チビの大食いというような言葉もありますが、普通に考えたら食べると太るような食事を不規則に食べまくっても、体重が増えなかったり変わらない人

 

また、身長に対して体重が少なすぎるようなケースもあります。例えば、180センチ以上あるのに体重は50キロ前半とか、極端に体重が少ないような人。

 

実はこうした人は、薄毛になりやすく、将来的にハゲるリスクが高いという可能性があるため、注意喚起の気持ちも込めてこの記事をまとめています。

 

私は前者で、身長は165センチと小柄ですが、実に高校生の頃から20年近く体重が変わっていません。53.7キロをずーっとキープ。先日旅行へ行ってしこたま料理を食べてきましたが、ロクに動いていないのに体重は変わらず。

 

まるでボクサー並みの体重管理で、「よっぽど代謝がいいんですね」とうらやましがられたりしていました。しかし、実は代謝が良いのは間違いで、栄養が十分に取り込めないトラブルを引き起こしていたことが分かったのです。

 

グルテン不耐性・セリアック病で髪のが栄養不足に...

代謝が良いから食べても太らない体質・・・というのは間違いで、グルテンの不耐性(セリアック病)と呼ばれる症状であると診断をされました。

 

 

セリアック病:セリアック病またはシリアック病は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。

 

小腸内の上皮細胞には絨毛・微絨毛と呼ばれる小突起が存在して栄養の吸収を行なっている。

 

セリアック病の患者がグルテンを含有する食物などを摂取すると、ヒトの消化酵素では分解できないグルテン分子の一部が小腸上皮組織内にペプチド鎖のまま取り込まれ、これに対する免疫反応がきっかけとなって、自己の免疫系が小腸の上皮組織を攻撃して炎症を起こすことで絨毛などを損傷し、また上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう。

 

この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり、食事の量などに関らず栄養失調の状態に陥る
参考wikipedhiaセリアック病 :日本穀物協会

 

このように小腸から吸収される栄養素が十分に吸収できなくなり、食べても食べても食材は小腸を素通りして便になってしまう。

 

小腸

 

薄毛やハゲに関係しているとみるのは、栄養が吸収されないと一番影響が出るのが髪の毛だから。髪の毛は東洋医学で「血余り」ともいわれるように、末端機関で生命維持の観点からは優先度が低いのです。

 

栄養素が十分に吸収されないと、髪の毛が細く弱々しく全体的に薄くなったり、ヘアサイクルが短くなって髪が成長する前に抜けてしまうようになります。

 

このため、食べても太らない超痩せ型の人がセリアック病であった場合には、薄毛になる可能性の高いリスクを抱えているということになります。

 

小腸がグルテン不耐性になってるときの症状

小腸がグルテンアレルギーを起こしている場合には、目安として以下のような症状が疑われます。

 

・食べても太らず慢性的に痩せ型の体質である
・軽度のアレルギー(自己免疫疾患)がでている
・パンなどを食べた後に倦怠感・疲労感が残る
・急に頭痛やめまいなどがするときがある
・うつのような不安を感じることがある

 

人により症状の度合いは異なるので、サインとしてでてくるものも違うのですが、どれもストレスによる一過性の疲れや、体質であると片づけられがちな症状である点に注意。

 

食品アレルギーというと、急な発作や蕁麻疹などをイメージされる人も多いのですが、グルテン不耐性では軽度な肌荒れやニキビなどに留まるケースが多く、あくまでも小腸の細胞が炎症を起こしているというものです。そのため、気づきにくいうえに通常の健康診断では発見されないので、体質のせいだと思い込んだまま長い年月が経過するケースがあるのです。

 

わずかなグルテンで反応し栄養吸収を阻害してしまう

グルテン不耐性の場合には、ほんのわずかでもグルテンがあると小腸が炎症を起こし、同時に食べている食材の栄養吸収もできなくなります

 

シリアルひとかけらとかでもダメな場合があり、診断結果にもよりますが「麺、パン類、シリアルなど、大麦小麦ライ麦を含むあらゆる食材」が除去対象になる場合もあるのです。

 

小腸の異常は普通に健康診断しているだけではまず分かりません。小腸は医師に言わせると暗黒の臓器と言われるほど診断が難しく、専門に調べないと普通の人間ドックなどでは見つからないということです。

 

育毛課長の体験:長年の疑念が晴れた気持ち

私は軽度のアレルギーを持っているため、アトピーなどに詳しいかかりつけ医がいます。

 

現在アトピーの方はほとんど気にならない位に回復しましたが、経過観察ということで改めて検査をしてもらった結果、グルテン不耐性による小腸内アレルギー(セリアック病)があることが分かったのです。

 

今までパンなどをよく食べていましたが、一緒に食べた栄養素はほとんど吸収されていなかったということ。食べても太らない、太ろうと思って頑張っても一向にダメ...という原因が一つ分かりました。

 

悔しいのは、アレルゲンとなる小麦やグルテンを含んだ食事を摂った後では、せっかくの育毛サプリの栄養素や育毛に良いとした食べた食事の栄養素も、十分に吸収されていなかった可能性があるのです。

 

グルテン不耐性の治療法は「食べない」ことしかない

現状グルテン不耐性(セリアック病)の治療法はなく、原因となる「麦」を含む食材を食べないようにするしかないということ。

 

今はなるべくグルテンを避けるような食事に切り替えて、徐々に小腸の調子を戻すための生活を取り入れています。幸い、好きだった魚や肉類は食べれますし、米や野菜類は普通に食べられるということ。

 

医師の話では、もともとアジア人は米食中心だったために、グルテン不耐性の人は多いということです。ただ、実際にこうして検査して治療してる人はごくわずかであり、潜在的に栄養不足になっている人は相当多いのではないか?と話していました。

 

この生活を続けて、体重が増えてくるようなことがあれば、栄養の吸収も上手くいっていることになるのである意味では楽しみでもありますね。

 

同じような症状で不安ならまずは病院で検査を

すべての痩せ型の人がセアリック病であることは無いし、これが直接ハゲの原因となっているわけではありません。薄毛の最大の原因は、男性ホルモンによるAGAの症状であるため完全に安心はできないものです。

 

でも髪の毛は食べて吸収された栄養素で作られていきます。栄養が足りない状態では、生命維持に必要な栄養素が優先されて、髪の毛に行く栄養素は後回し。間接的に髪の毛を薄く弱々しく要因になる可能性は大きく、AGAによって進行している薄毛を加速させるリスクにもなるのです。

 

痩せ型でガリガリという人は、一度内科を受診し小腸の検査をしてもらいましょう。薬ですぐに改善する方法はないので、治療に関してアドバイスをもらいつつ、抜け毛や薄毛も不安というなら育毛剤の力を借りながら食い止めていくようにしましょう。

 

グルテン不耐性は、花粉症と同じような傾向があり、ある日突然誰でも発症する可能性があるということ。ストレスなどが引き金でグルテンがダメになる人もいるのです。

 

きちんと診断・治療すれば、小腸の機能は大人になってからでも次第に回復できるということ。何を食べてはダメで、何から栄養が摂れるのかをはっきりさせるのが重要なので、自己判断で決めつけずに検査を受けるきっかけとしてもらえたら幸いに思います。


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