経腸栄養液で髪が増える?医療用栄養剤の育毛効果

経腸栄養剤

 

医療用で使われる、経腸栄養剤というものがあります。

 

実は先日病院にて、「経腸栄養剤を飲み続けてる人の髪の毛がみるみる黒くフサフサになっていく」とか、「お年寄りの肌がツヤツヤになって羨ましい」・・・という話を看護師の人から聞きました。

 

実は育毛課長の子供は障害を持っており、経腸栄養補給液を摂らなければ生きられない状態です。髪の毛の話となれば聞き捨てならぬ!と思い、別の介護施設にて看護師に聞いてみても、言われてみれば確かにそうだと納得されるほど。

 

医療用の栄養剤を飲み続けている人がみるみる真っ黒フサフサの髪になるということは、薄毛に悩み育毛を志す人にとっては大変興味のある話。そんな病院通いの中でえてきた情報についてまとめます。

 

経腸栄養液とはどんなものでなぜ髪が育つのか?

経管栄養剤とは・・・この手の情報は専門の医療サイトが参考になりますが、本来は一般の食事が食べれない人や、胃ろうを作ってる人が直接管で流し込むためのもので、食事で栄養を取れない人の生命線であり食事替わりなのです。1日の人間の生命維持に必要な栄養素が詰め込まれており、これだけを摂取しても生きていくのに支障をきたさないような栄養バランスになっています。

 

つまるところ、不規則な生活で圧倒的に不足するビタミンやミネラルも、タンパク質も脂質もこれだけで賄えることになるため、髪の毛にも十分な栄養素が行きわたっていくのではないでしょうか。

 

経腸栄養剤

 

成分などを見てみる限り、特別に育毛剤に配合されているような特殊な成分は当然ながら入っていません。

 

ただ育毛サプリに見られるような、亜鉛をはじめとする必須ミネラル類やビタミンは網羅されており、育毛に良いとされている栄養素のオンパレードです。

 

育毛サプリなどの配合成分と似通っている部分はありますね。最も育毛サプリには、抜け毛を防ぐ効果のノコギリヤシなどが入っているため一概にどっちが優れているとはいいがたいですが、飲み続けている人の髪の毛の健康も向上していくのは納得いく部分もあります。

 

医療用ってことは病院でしか買えないの?

経腸栄養剤は、薬事法上で医薬品指定されたものと、一般の食品扱いの物が2つあります。

 

医薬品指定のものは病院で医師の処方がなければ買えないですが、一般の栄養補給を目的とするものであれば買うことは可能。医療機器などを扱っているショップの通販などで購入できます。

 

ただし医師の処方で必要と判断される場合は保険が効きますが、一般に買う場合には保険は適用できません。

 

1本当たり300円ほどするため値段は高い。1日1本飲んだとしても1万円近い出費になるので、育毛のためとわざわざ手を出すのは現実的ではないでしょう。

 

少し軽めのものでは、介護用の栄養補助食品であればネットショップなどでも販売されています。こちらはあくまで栄養補助なので、食事を食べつつ不足しがちな栄養素をドリンクなどの飲みやすい形態で補給することを目的としています。

 

薄毛が気になっている人で、食事をまともに食べれないという人は補助として一考するに値しますが、そこまで必要性を感じるならば医療機関を受診して医師の診断を仰いでいくのが先ですね。

 

あれ、だんだん脱線してきてしまっていますが、結論として育毛課長が注目したのは、食事から得られる栄養素は髪の成長には本当に重要なんだろうなって話。最近は育毛剤でもサプリをセットにして販売しているものが増えてきましたが、ビタミンやミネラルなど不足しがちな栄養を補ってあげることは丈夫な髪を作るのに理にかなった施策なのだろうと思うわけです。

 

私自身も育毛剤とサプリはセットで飲むようにして育毛に成功したので、育毛剤選びの必須5項目でもサプリがセットのものを選ぶことをおすすめしています。

 

栄養をしっかりと取るのは大事ですが、抜け毛の原因となっている悪性ホルモンの抑制をして根本原因を取り除いたり、髪の毛の成長をつかさどる毛母細胞や毛乳頭細胞の活性化もまた育毛には必要なこと。適切に育毛剤を使ったうえで、栄養分が不足しないようにすることが早期の改善につながりますからね。

 

育毛に良いものは上げてみたらきりがないほどです。お金も無限にかけられるわけではないので効率の良い育毛を心がけていきましょう。


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