プロペシアの相場はいくら?皮膚科・薄毛治療院・個人輸入比較

プロペシア


プロペシアは日本で正規に購入する場合には医師の処方箋が必要です。薬局などで普通には売っていません。

まずはプロペシアを手に入れられる場所ごとに、1か月あたりの値段を比較したものを表にしました。あくまでもプロペシア正規品(MSDメルク社)の製品での比較です。

総合病院の皮膚科 AGAクリニック 個人輸入代行
1か月¥1万円~15,000円 1か月¥5,000円~¥10,000円 1か月¥7,000円~(為替変動あり
プロペシアの処方と目視による診断のみ。頭皮に異常がある場合は、別途治療してもらえる。 検査で副作用の有無や、本当に薬が効くかなどをあらかじめ調べてくれる。専門的薄毛治療を受けられる。 自己責任
価格の安いジェネリック品の扱いもある

意外ですが、AGAクリニックが現状は最もプロペシアを安く購入する場所ということになります。それぞれの違いやメリットデメリットなどの考察をまとめていきます。

海外からの個人輸入代行で買う人が多いが・・・

国内では処方箋が無ければ手に入らないですが、海外から輸入してくるぶんには個人輸入が認められています。個人輸入代行サービスを利用して手にいいれられますので、実際には注文してお金を払うだけで手元に商品が送られているので難しいものではないです。

海外からの輸入ですので、為替相場の影響で値段が変ります。円高の時は安く円安の時は高くなります。基本的には本国メルク社のあるアメリカ製が最も信頼が高いですが、その他各国の向上で生産されたものを買えるサイトがあるので安いものを探せば色々あります。

相場自体は1ヵ月分¥5,000円から¥7,000円くらいで変動あり。国内で処方してもらうより安く手に入るので、こちらを選ぶ人が多いようですが懸念点もあります。

以前製薬会社で営業もしていた立場としての個人的な意見としては、アメリカ製の医薬品であればアメリカの工場で作られたものを手に入れるのが間違いないと思います。

ある化学薬品工場の人が話していたエピソードを紹介しますと、薬品関係は例え全く同じ設備・工場を別の場所に作ったとしても、100%同じ品質のものを作ることは絶対に不可能だと言っていました。

わずかな空気の違い、環境の違いで製品に差が出るくらいシビアなものだそうです。と考えれば多少の金額をケチるより、安く手に入るのですから薬が生まれた土地の正規品を買っておくのがベストなんではないかと考えています。

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同じ病院での処方でも価格の開きがある

医師


まず、皮膚科やAGAクリニックでの処方でも、薄毛治療は健康保険が適用できないので、全額実費で確定申告の医療費控除でも認められないということをまずは知っておきましょう。

この場合には自由診療という扱いになるので、決まった値段がないです。皮膚科での一般的な相場は¥1万円から¥1万5千円程度。薬代に診療費・調剤費などが入った金額を実費請求されます。

これは通常の皮膚科などで処方してもらった場合の金額で、AGA専門クリニックなどを受診した場合には実は意外と安く処方してもらえます。

先ほど薄毛治療は自由診療なので決まった値段がないと書きましたが、値段って実は病院ごとの裁量で決められます。

AGAクリニックが月額¥5,000円~1万円ほどと、個人輸入とほとんど変わらないのです。

AGAクリニックが安いのは市場の競争原理が働いているため。AGAの認知が高まると同時に、病院で薄毛治療をしようという人も増えています。そこで今まで細々と治療していたクリニックが集客をしようと、価格を下げる競争になってきているのです。

専門の機械を用いた先進医療や独自の施術・育毛剤などクリニックによって処方プログラムを選ぶ場合は高額ですが、プロペシアの処方だけで済むのであれば月額費用は診療費を入れても¥1万円程度になります。

費用的な面のみならず、事前に副作用などの検査や、本当に薬が効いてるかなどを観察しながらプロペシアを処方してくれる「信頼性」というメリットがあるのがAGAクリニックの特徴です。

デメリットは全国どこにでもあるわけではなく、都市部に集中しているのが残念なところ。治療を受けたいけど地理的に受けられない場合もあります。

実際に通院した人の口コミや、治療実績から評価したAGAクリニックはこちらでまとめています。診察自体は1か月に1度で済むため、多少遠方でも髪の毛のために通える範囲ならば探してみるのをおすすめします。


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