夏の頭皮ケアは低刺激処方で優しく労わる!手順と育毛用品選び

夏のヘアケアは低刺激な育毛剤がベスト

 

蒸し蒸しと暑い日本の夏、うだるような熱気は薄毛に悩む人にとってなかなか過酷なものとなります。

 

じっとしていても生え際の辺りから汗がしたたり、頭皮も汗と皮脂でベタッとしてかゆいし気持ち悪い。髪も脂っぽくなってしまうし、毛穴を塞いでしまって抜け毛が増えるのではないか?と心配している人も多いのではないでしょうか。

 

こんな時に涼を求めて、炭酸ガスの育毛トニックを爽快に頭皮に付けたり、スッキリクール系のシャンプーで頭を洗うのは何よりも気持ちの良いものです。

 

しかし、爽快な気持ちよさを得ることで自己満足に浸っていませんか?

 

髪を育てる育毛という観点から見れば、夏だからといって爽快系の育毛アイテムはあまりおすすめできないものとなります。

 

何の気なしに日常を過ごしていてはいけません。夏は頭皮のダメージが蓄積しやすい条件がいくつもあり、下手に刺激の強い育毛剤やシャンプーを使えば逆効果になるのです。

 

・6月から10月は紫外線によるダメージが蓄積される
・汗による蒸れなどで頭皮の炎症を起こしやすい
・夏バテなどで栄養不足になりがちで髪が育たない

 

こうした状況を踏まえたうえで、蒸し暑い日本の夏を乗り切って薄毛を進行させないための方法について解説をします。

 

ダメージを癒す低刺激処方こそ夏の育毛に不可欠

紫外線で受けた皮膚のダメージ

 

夏場の紫外線による頭皮のダメージは軽視できないものになります。

 

紫外線を頭皮に受けると、手や足と同じように日焼けして赤くなります。日焼けにより表皮がダメージを受けると、細菌からの防御力は低下し頭皮ニキビや腫れ物ができやすくなってしまうのです。紫外線による健康への影響

 

頭皮に日焼け止めを塗るのは一般的ではありませんので気軽にガードすることができません。対策として帽子を被るのがベストですが、外回りなどの仕事中は帽子がかぶることも難しい。

 

特にこの記事を読んでくれているあなたは、少なからず抜け毛や薄毛の悩みを持ってたどり着いたはず。フサフサな人よりも髪が少なくなっていれば、それだけ紫外線が地肌に当たる面積が増えています。薄くなった頭皮に紫外線のダメージが蓄積し、さらに抜け毛が加速する....こんな負のスパイラルに陥るのが怖いのです。

 

普通に生活を送っていればどうしてもダメージが蓄積するのは避けられません。ここは、頭皮がダメージを受けている前提で考え、いかにダメージを広げないかを考えていく必要があるのです。

 

頭皮がベタベタする夏場のシャンプーはどうするべき?

シャンプーで頭皮の汚れを落とす

 

汗をたくさんかいてベタベタの頭皮で帰宅したとき、まずは頭皮を労わるように汚れを落とすシャンプーを使っていきます。

 

冒頭でも書いたように、育毛を意識しているのであれば、夏場であってもシャンプーは低刺激で自分にとって合っているものを使うのが一番

 

メントールなどが入ったシャンプーは洗った後にヒヤッとした感覚に包まれて心地よいものです。しかし、メントールはあくまで頭皮の冷感細胞を刺激しているだけ

 

一時的には爽快感を得られますが、刺激が強すぎるとヒリヒリしたり小さな傷にしみたりします。

 

【誤解】爽快だからと言って髪の毛が生えるわけではない

爽快な刺激が良いという人にあえて使うなとは言えませんが、それよりも頭皮への違和感がなく余計な刺激を与えないシャンプーでやさしく労わってあげる方が夏には良いのです。

 

シャンプーの目的は頭皮の汚れ・雑菌を洗い流して清潔な状態にすること。

 

シャンプーは本当に種類ごとに異なり、香りや洗い心地が全然変わるのでどれがおすすめとはなかなか言えません。現在使っているもので違和感がなければ、無理に高価なものを買い替える必要はありません。

 

ちょっと刺激が強すぎるもの使ってるなと思ったら、極力低刺激で使えるシャンプーを検証した記事もご覧になってみてください。

 

サッパリするからとジェットタイプのトニックはあまり推奨できない

シャンプーでのケアが終わり、1日の汗と汚れが綺麗に落ちました。

 

この後は育毛剤や育毛トニックを使うという人もいると思います。ここでも考え方は同じで、夏であれ爽快な刺激をあえて与えてやるようなことは感心できません。

 

特に注意したいのが、炭酸ガスで噴射されるような育毛トニックと呼ばれるタイプのものです。

 

炭酸ガスのヘアトニック

 

育毛トニックは薬局などでも買え、1本1,000円~3,000円ほどと価格的にも手ごろなものが大半です。まずは頭皮ケアを考えたとき、爽快で気持ち良いし使ってみようと思った人は多いと思います。

 

しかしこちらはシャンプーよりも問題が大きいです。育毛トニックは爽快感を出すメントールが含まれますが、それに加えてかなりの量のアルコール(エタノール)が配合されてしまっているのは見逃せないのです。

 

エタノールは揮発性が高く皮膚の熱を奪います。注射の時にアルコール消毒されるとヒヤッと感じるでしょう。あれを頭皮全体にぶちまけていると思えば、なかなか衝撃的なことをしていることは分かると思います。

 

【注意】頭皮がヒリヒリ・ピリピリするようなら使用は控えるべき

育毛トニックを批判しましたが、本来は一般には影響がないもので、ほとんどの人は普通に使えます。血行が促進され、雑菌の繁殖も防げることからプラスに働く作用はあります

 

ただ、必要以上の刺激は時に毒となる。紫外線などで弱った頭皮に繰り返し使うのは、結局地肌を痛めることに繋がって、フケやかゆみを引き起こしてしまうこともあるのです。

 

もし今使っている人は、トニックを使った直後にヒリヒリしたり刺激を感じたら使うのをやめましょう。使ってしばらくたってからジンワリと冷感を感じるのであれば、ダメージは受けていないと判断できます。

 

紫外線ダメージを癒す保湿に優れた育毛剤でケア

紫外線によって受けたダメージを癒すには、できるだけ保湿成分を含んだ育毛剤を使っていくようにします。

 

紫外線でダメージを受けた表皮を修復し、炎症やかゆみを抑えて地肌を整えてあげる。気持ち良い刺激で髪が生えるわけではありませんので、マジメに髪が育つ頭皮を優しく育ててあげること。

 

保湿成分と言ってもよくわからないと思いますが、一般には植物エキスなど女性向けの化粧品などに使われている成分が配合されたものが該当します。

 

リアップには保湿成分は含まれない チャップアップには複数の保湿エキスが含まれる

 

リアップX5のような育毛剤は成分が単一(ミノキシジル)であるため、夏場の傷んだ頭皮のケアにはあまり適しません。

 

一方で医薬部外品育毛剤のイクオス、チャップアップなどは、非常に多くの種類の成分を組み合わせて保湿力を高めています。

 

もし現在単一成分の育毛剤を使っているならば、保湿力のある育毛剤を併用するか、夏だけ育毛剤を変えてみるのもありです。

 

保湿成分を含み頭皮ケア性能に優れる育毛剤

イクオス チャップアップ ブブカ
イクオス チャップアップ ブブカZERO
分類 医薬部外品 医薬部外品 医薬部外品
有効成分 3種 3種 3種
タイプ スプレー スプレー ノズル
特徴 海藻由来アルガス-2が髪の成長を促進。コストが低いながら実力高い。 安全性と実績が確認されたものだけを配合し、現在最も売れている育毛剤。 髪を育てるM-034エキス高濃度配合、成分は最も多い。
保湿性 刺激はないがややアルコール感あり。低コスト サラサラした液だが、刺激なく使いやすさ一番 とろみがあり、保湿力は最も高い。夏でも乾きがちな人に
最安価格 ¥6,980円 ¥9,090円 ¥11,664円

☆共通項:無添加、無香料、合成保存料などの刺激物未使用

 

夏バテで不足しやすい栄養補助で育毛をサポート

育毛剤やシャンプーによる頭皮のケアを知ったところで、もう一つ重要なことをまとめます。栄養不足になりやすい夏の食事問題です。

 

夏バテで食欲が出なくなる人も増えます。つい手軽に食べられるものとして、そうめんなどで済ませてしまう機会も増えます。これは炭水化物は摂取出来て体の栄養にはなっても、髪の毛を育てるための栄養にはならないのです。

 

髪の毛は食べた食事の栄養素で作られます。これ意外と軽視して育毛剤だけ付けてれば栄養補給できると思ってる人いるので注意。

 

育毛剤は抜け毛の原因物質を防ぎ、頭皮の環境を整えて髪の毛が成長するための土台作りをサポートするのが目的です。しかし髪の元となる栄養は、毎日の食事で不足なく取っていくことが大事。

 

筋トレでの体作りが大変で時間かかるのと同じで、体が作り上げる髪の毛は食事で補わねばなりません。

 

夏となるとサッパリした軽めの食事に目が行きがちですが、それでも栄養を摂取できるよう組み合わせて食べていくようにします。

 

参考:髪の栄養不足にならないための夏に食べたい手軽に作れる簡単レシピ

 

育毛剤はサプリメントがセットのものが理想的

育毛サプリメントで栄養を補給

 

栄養価の観点では、育毛サプリメントを摂取していくのも効果的です。

 

夏は大量の汗をかき代謝が増えるため、ミネラルもたくさん消費します。ミネラル豊富な麦茶を飲むのも一つですが、やはり育毛にとって必要な栄養素を効率よく取っていくのが望ましい。

 

ただあまりお金をかけても育毛という目的が達成できるものではありません。できるだけコストを抑えるためには、育毛剤とサプリメントがセットになった商品を使うのがよいです。

 

先ほど紹介した3種の育毛剤は、それぞれがサプリメントも開発しており、セット購入をすることで割引購入ができるものをピックアップしています。

 

暑く厳しい夏を乗り越えてダメージを残さないためにも、優しく労わる育毛剤を使ってみましょう。

 

イクオス チャップアップ ブブカ
イクオス チャップアップ ブブカZERO
分類 医薬部外品 医薬部外品 医薬部外品
有効成分 3種 3種 3種
タイプ スプレー スプレー ノズル
サプリの特徴 サプリは機能性表示食品でビタミンも豊富に含み皮膚ダメージに◎。 抜け毛防止のノコギリヤシ配合で定番ながら安定感高い栄養素配合。 夏バテで低下気味の消化系を補助する「酵素」を含む新理論サプリ。
保湿性 刺激はないがややアルコール感あり サラサラした液だが、刺激なく使いやすさ一番 とろみがあり、保湿力は最も高い。夏でも乾きがちな人に
最安価格 ¥6,980円 ¥9,090円 ¥11,664円
公式リンク イクオス詳細 チャップアップ詳細 ブブカ詳細

☆共通項:無添加、無香料、合成保存料などの刺激物未使用


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