育毛剤は何歳から使っていい?年齢による制限と使う時期

育毛剤の使用年齢

 

育毛剤は何歳から使うものなのか?また、何歳からなら使っても良いものなのか?

 

育毛剤使用の可否を年齢で区切りする場合、医薬品かそうでないかが判断の分かれ目となります。

 

まず20歳以上の成年しか使ってはいけない育毛剤として、市販品では大正製薬のリアップや第一三共のカロヤンシリーズが挙げられます。こちらは医薬品育毛剤として販売されており、使用者の年齢による制限があるので注意が必要。副作用の危険性などが高まるため、薬局などで買えても確認が必要。

 

一方、医薬部外品以下の育毛剤に関しては年齢の制限はなく、一般的な保湿クリームや化粧水などと同じような認識で使うことが可能。商品によって、頭皮に傷がある場合など使用しない事例はありますが、年齢によって使えないものではありません。

 

  医薬品 医薬部外品、化粧品
年齢による使用の制限 制限あり(20歳以下は使用禁止のものが多い) 年齢による使用制限なし
代表的な育毛剤

大正製薬リアップ
第一三共カロヤンシリーズ
プロペシア、ザガーロなどの発毛剤
(主にAGAクリニックで処方してもらう)

医薬部外品、養毛剤、育毛剤、化粧品
チャップアップ、イクオス、ブブカ、フィンジア、M-1ミスト、ポリピュアEXなど

 

表にして簡単にまとめると上記のようになりますが、育毛剤は非常に多くの種類が販売されているために分かりづらい部分もあります。特に効果が高いとネットでレビューされているものでも、使用できる年齢まで言及されてるケースが少ないため、医薬品かどうかは公式情報を見てチェックするようにしましょう。

 

医薬品育毛剤の場合には人体への影響度の高さから「臨床試験」で副作用や効果の再現度がテストされています。育毛剤の場合には20歳以下の使用被験者が少ないこともあり、検証不十分として使用禁止にしている成分が多いのです。

 

家にある親父の育毛剤を勝手に使わない!

気を付けたいのが、家に置いておいた育毛剤を家族が興味本位で使うケース。親父がハゲだし早めに育毛剤を使ってみようかと、家に置いてある育毛剤をこっそり使うというのはやめておいたほうが良いでしょう

 

化粧棚に置かれているようなものを見つけても、詳しい説明が育毛剤ボトルに書かれていないことが多いからです。命にかかわるような影響はないにしても、頭皮が荒れたりする可能性はあるため気を付けましょう。

 

10代で薄毛になってしまった場合育毛剤の使用はどうするか?ハゲが心配で不安でしょうがない、リスクを冒してでも使ってみたいという気持ちはあるでしょうが、10代という若さの場合は何かしら本来のハゲの原因以外のトラブルを抱えている可能性があるため、まずは皮膚科医に相談をして診察してもらいましょう。
関連:10代で薄毛になる原因と治療法!育毛剤を使う前にまずすべきこと

 

医薬部外品の育毛剤は若いうちから使う意義はある

一方先の説明通り、医薬部外品以下に属している育毛剤は、基本的に10代からのヘアケアとしても使えます。育毛剤ってそんなに安いものではないので金銭的なハードルこそありますが、年齢による使用制限というものはありません。

 

育毛剤というと「髪の毛をはやす」というイメージを持つ人が多いのですが、頭皮からヘアケアの全般として使うことができます。冬場に乾燥してフケが出たり、夏の紫外線焼けなどで一時的に頭皮のケアに使うなど、髪の毛そのものの心配をしていない段階であっても使いみちというのがあるのです。

 

美容室では、育毛目的というよりも「頭皮の保湿・うるおいケア」のために商品を紹介していたりしますので、目的を少しずらすことで使う意義があるということも覚えておいて損はないと思います。

 

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