飲む発毛促進剤ハツモールって効果あり?

ハツモールの発毛効果と医薬品育毛剤としての評価

ハツモール

 

国内でも数少ない医薬品育毛剤である、ハツモール・内服錠を検証してみます。

 

ハツモールは第2類医薬品として薬局などで買える育毛剤で、塗るタイプではなく内服として飲んで効かせるもの。ハツモールって育毛剤があること自体知らない人も多いんじゃないかな。広告とかでもまず出てこないし、医薬品育毛剤とえいばリアップとかプロペシアが筆頭だし、そこそこマイナーな部類に入るのかも。

 

ただし医薬品ってことで発毛促進剤と明確な効果を謳っているものであり、実際どれほどの効果が期待できるものなのか?ハツモールの全成分を検証し、実際に1か月飲んでみて変化は感じられたかどうかをまとめていきます。

 

ハツモールの成分は効果が期待できるものなのか?

ハツモール

 

ハツモールは複数の発毛成分を配合し、頭皮の栄養状態の改善と、毛根にある毛乳頭細胞の血行を促進して発毛を促すというものです。

 

成分として記載されているものの効果を一覧でまとめてみました。

 

カンゾウ末 別名グリチルリチン酸2Kで、頭皮の炎症を鎮める作用がある
チアミン塩化物塩酸塩 別名ビタミンB1で、疲労を回復しストレスを低減する
イノシトールヘキサニコチン酸エステル 第3類医薬品成分で、抹消毛細血管拡張効果として育毛剤に使われる
リボフラビン 脂質の代謝、および皮膚や毛髪の健康維持に欠かせない成分
セファランチン ツヅラフジという植物から生成される生薬で、頭皮の毛細血管拡張作用がある。他に配合する育毛剤に薬用プランテルというものがあります。
ピリドキシン塩酸塩 抗アレルギー作用があり、皮膚炎にも効果的な成分
アリメマジン酒石塩酸 アレルギーの症状を抑える薬で、かゆみの原因であるヒスタミンをブロックする。
アスコルビン酸 別名ビタミンCのことで、皮膚の健康維持に欠かせない成分。
パントテン酸カルシウム ビタミンB5のことで、皮膚を正常に保つ働きをする成分
ニコチン酸アミド 皮膚の粘膜維持に欠かせない成分で、血行を促進する効果もある

 

このことから、頭皮の毛細血管を広げて血行を促進すると同時に、頭皮の炎症を鎮めて健康な状態を保つための栄養補助をする成分が複数配合されていることが分かります。

 

ハツモールは女性でも飲める、ホルモンへの作用などはしない育毛剤です。しかし真新しい育毛成分は配合されておらず、濃度の違いこそあれどその他の一般育毛剤に配合される成分と変わりがないというのは残念なところ。どちらかというと頭皮の健康維持に関する作用にとどまっています。

 

添加物に関しては他の錠剤の薬に使われているものと共通しています。この辺は風邪薬などとも同じものであり、錠剤形成と品質維持に必要なものとしてここでは詳しくは触れません。

 

ハツモールの薬効である粃糠性(ひこうせい)脱毛とは?

ハツモール効果効能

ハツモールの薬効表示を見てみると、粃糠性脱毛円形脱毛症への効果・効能が記載されています。

 

粃糠性脱毛とは、ストレスやホルモンの異常で頭皮のフケが大量に発生し、毛穴をふさいだり炎症を起こして抜け毛が増える病状です。

 

円形脱毛症も同じようにストレスなどで頭皮の健康な皮脂分泌に異常をきたし、部分的に薄毛が促進する症状という点で共通しています。

 

飲むタイプであるメリットは、頭皮に塗るタイプより安全に使用できる点。上記のような頭皮に炎症などのトラブルを発症する薄毛の場合、塗るタイプの育毛剤では肌に合わずに炎症が広がってしまう場合もあります。

 

どちらも老若男女問わず起こり得る脱毛症状であり、頭皮に副作用を気にせず体の中から改善してくれます。フケや痒みがひどく、頭皮環境の改善を優先するのであれば、塗り薬などの補助として使ってみる価値はあると思います。

 

ハツモールはAGAには効果が薄い

ハツモールは発毛促進剤といいながらも、男性の抜け毛の主原因とされるAGA(男性型脱毛症)の改善に関しては効果が薄い点には注意が必要な部分です。薄毛治療を目的として飲んだ人すべてに効くものではありません。

 

AGAはどのようにして起きるのか、まずは簡単な図解をご覧ください。

AGA解説

 

このように男性ホルモン由来で発生し、髪を作る毛母細胞を攻撃するジヒドロテストステロン(以下DHT)を抑えなければ、AGAの症状は改善しないのです。

 

ハツモールにはDHTを抑制できる成分は含まれていないため、あなたの薄毛の主原因がAGAであった場合には焼け石に水ということです。

 

効果の出る症状は限られる育毛剤ですから、効きそうだからと使うものではありません。自分の薄毛の原因がはっきりしていて、何を使えばいいのかが理屈で分かっている人以外は買う意味はないです。

 

ハツモールを1か月飲んで検証!副作用や変化はある?

ハツモール体験

ハツモールを購入しましたので、実際に何か変化は体感できるのか?1か月飲んでみて検証したことをまとめます。

 

ハツモールは意外と大きな白い錠剤で、1日に6錠飲みます。6錠って意外と多くて、分けて飲むにしても結構大変でしたね。ものぐさな人は忘れないように注意が必要でもあります。

 

配合成分から見るに生薬が中心なので、事前に気になるほどの副作用はありませんでした。逆に何か変化があるようなくらいなら期待はできたものですが、良くも悪くも体調に変化を感じることがなかったです。

 

実際に効くかどうかは3か月は飲み続けてみる必要はありますが、成分などから判断するにせっかくお金出して育毛剤を買うのであれば、個人的には別のタイプを使い続けます。

 

ハツモールの価格と費用対効果

ハツモールは定価は¥5,184円で販売されていますが、薬局などの実売価格は¥3,000円前後と割引されています。アマゾンでも第2類医薬品のため購入でき、こちらも平均3,000円ほどで推移しています。

 

飲むタイプの医薬品であるプロペシアやミノキシジルタブレットと比べれば割安ですが、発毛効果についてはあいまいな部分が多いです。より効果を求めようとすれば他の育毛剤との併用が必要になるし、成分を見ても生薬が中心のため育毛サプリプラスαと考えた方がいいためです。

 

費用対効果で考えた場合には、優れているとはいいがたいのが正直な意見です。

 

ハツモールについての育毛課長によるまとめ

ハツモールは国産の飲む医薬品育毛剤として期待していましたが、すべての人の薄毛を改善できるものではないということが分かりました。

 

まず若ハゲなどAGAによる薄毛症状を改善できる成分は含まれておらず、20代、30代という若さで薄毛になっている人には効果が期待できません。

 

ハツモールの説明にも書いてあるように、頭皮のトラブルによる粃糠性脱毛症、およびストレスによる血流・栄養障害で起きる円形脱毛症の場合は一定の効果は期待できるものです。

 

あくまで育毛剤としての効果は限定的であり、すべての人に発毛効果があるわけではない点に注意が必要です。

 

ハツモールを効果的に使うなら、40代、50代になってから髪がやせてきたという人が使うか、AGA対策で飲むならばプロペシアなど男性ホルモン由来の脱毛物質を抑える育毛剤の補助として、併用しながら使うべきである育毛剤です。

 

飲む育毛剤には、ミノキシジルタブレットというタイプが主流ですが、作用が強くて副作用を懸念する人が多いのも事実。ハツモールは生薬が主成分であるため、効果はミノキシジルに及ばないながら副作用の影響はまた異なるものになります。ミノキシジルに不安がある人が、血行促進のためにハツモールを使ってみるというのも一つの選択です。

 

いずれにしても安易に手を出すべき育毛剤ではなく、まずは専門の薄毛治療院で診断をしてもらい、自分がどのタイプの育毛剤を使うべきか判断してもらうようにしましょう。

 

近隣にクリニックがなくて通えない場合などは、複数の要因にアプローチできる育毛剤を使うのがおすすめです。サプリメントとセットで相乗効果を促すタイプの育毛剤を使っていくことで、経済的な育毛をする選択もあります。


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