職場でハゲや薄毛をネタにいじられたリイジメを受けたらどう対処すべきか

 

新社会人になって就職をしたり、人事異動で職場が変わると、人間関係も大きく変わるためストレスが溜まることがあります。

 

さらに追い打ちのように、配属先で自前のハゲや薄くなった頭をいじられ、職場イジメのような仕打ちを受けることもあるのです。

 

社会人のいじめって、学生とかの頃とは比較にならないほど激しいものがあります。特に、誰が見てもハゲている場合や、年齢に見合わず髪の毛が薄いような場合は、やり手上司や先輩の格好のターゲットとなるのです。

 

向こうはふざけているだけのつもりかもしれないですが、こちらとしては強く反論を言い出せません。すこしでも新しい職場に馴染もうと、また上司や先輩に気に入られようと必死な時期ですから。仕事とは切り離して考えるべきなのですが、何の前触れもなく攻撃されるのはたまったもんじゃあないです。

 

こんな時どう対処すべきか?体験をもとにまとめてみました。一つの読み物として、見ていただけたら幸いに思います。

 

育毛課長が受けた人権を無視したハゲいじり

新卒で23歳という新入社員にあるまじき若ハゲだった私は、大学を出て就職した会社の配属先にて、なかなかエグイ洗礼を受けることになりました。

 

県内に営業所が複数ある会社だったため、本社での研修を終えたら、仕事現場である各部署へと配属されていくわけです。研修の頃は気の合った同期とワイワイやれており、特に変な扱いを受けることもなく過ごせていました。※むしろ私よりも髪の毛がヤバイ人がいた...

 

しかし、期待と不安で配属された部署は、営業所でも指折りの成績を上げている猛者ぞろいの体育会系集団でした。私の見た目は彼らの注目の的になり、配属ほどなくして徹底的なイジリともイジメとも受け取れる試練の日々が始まったのであります。

 

育毛前

 

・呼び名がソレっぽいものになる(ゲーハー・若ハゲ・見た目詐欺・部長の影武者)
・突然頭皮をわしゃわしゃと掴まれる攻撃を受ける
・わざと視線を上の方に向けて話をされる
・ミスするたびに「ムシッたろか」と脅される
・新人(23)なのに顧客からも課長扱いを受ける

 

細かなものもありますが、要約するとこのような仕打ちを毎日のように受けていました。

 

あとから聞いた話では、「クレームなどの耐性をつけるためにあえて追い込んだのだ!」ということですが、そんな意図が彼らの口から語られることなどありません。ハゲとはどこへ行ってもネタと話題をもたらし、好奇の目にさらされる存在なのだと強く思った瞬間でした。

 

この頃から育毛は多少意識していたのです。タバコはやめ、薬局でそれらしい育毛剤とシャンプーを買っては使っていましたが、この仕打ちで火が付きました。フサフサになって見返してやると...

 

それよりも仕事を頑張れよ!というツッコミは承知ですが、この頃人生で最も勉強した育毛に関する知識と実践により、市販の育毛剤だけで髪の毛は戻りました。こうして余裕もって情報を後悔できているわけなのである意味では感謝しています。

 

しかし、当時のことを思い返せば、普通の精神ではなかったかもしれません。よく辞めずに踏ん張っていたなと、不思議に思うくらい社会人のいじめは凄惨でしたね。

 

どのように立ち直るか?心構えと気持ちの切り替え

育毛前

 

ハゲや薄毛をネタに、上司や同僚からいじられる。こんな絶望的な状況をどのように改善してきたか?

 

あくまで私の経験であり、私は精神科医でもカウンセラーでもないので、再現性があるとは限りません。ただ、同じように薄毛による職場イジメなどで悩んでいる人がいれば、少しでも気が楽になれたらと思い心の内をまとめていきます。

 

まずは、年齢不相応に薄毛であるために老けて見られる・・・というマイナスな評価を、メリットにしてしまおうと考えました

 

私の場合は営業先の顧客にもいじられる程でしたから、むしろ逆に年配に見られることを武器にしようと思いついたのです。事実、薄毛により老けて見られたことは、若造だと舐められないメリットがあることに気づいたのです。

 

それ以降新規の顧客と接するときには、最後の最後まで新人であることは明かしませんでした。(営業では、新人は一番共感されやすいから、まずは新人であるフレッシュさをアピールせよ!と言われます)

 

しかし、どのみち見た目がフレッシュでないなら、まずは必死に商品の勉強をしつつ、落ち着いていて安心感のある雰囲気を最前線に出していきました。

 

これが仕事の面ではうまくいき、「落ち着きがあって信頼できる」と言われるようになれたのです。下手に若作りせず、年不相応にハゲているのであれば、その状況を利用することで自分が望む結果を得ることができました。

 

この考え方は仕事面を有利にしただけではなく、上司・同僚からのハゲいじりにも転機をもたらしました

 

最も大きかったのは芸人と同じ「美味しい」と思える感情

今でこそハゲというとトレンディエンジェルさんが活躍をしていますが、当時2004年ごろはハゲをネタにするような人は居ませんでした。しかし、ストレス発散の傍ら見ていたお笑い芸人のDVDから、ある心情の変化に至ったのです。

 

それが、薄毛であることを美味しいと思うこと

 

いじられるということは、ネタにされるだけ目をかけてもらっていることでもある、とこの際気持ちを切り替えて、自分からハゲであることをネタにしていくようになりました

 

同僚にハゲをいじる言葉を言われたとしても、「ハゲハゲ言うくらいだったら育毛剤の一つでもおごってください!」とか、会社の冷蔵庫にデカイ豆乳を勝手に入れて、「これ飲むと生えるらしいんですよ」くらいにね。

 

自虐的なネタともいいましょうか。上司にいじられたとしても、「稼いだ金で植毛してくるので給料上げて下さい!」と返せるくらい余裕が持てるようになっていました。

 

ある意味で気持ちが完全に切り替わり、自分自身が薄毛であることを苦痛に思うことは無くなり、無理をしているように見えて内情はとても気が楽になっていました。

 

よく悟りを開いたという言葉がりますが、大げさに言えばそのような心境だったかもしれません。

 

相手も人間ですから、ここまでくると逆に心配されるように..,.。少しづつですが先輩方にも認められ、たまにはネタにされるけど、ずいぶんマイルドなものに変わって良い関係を気づくことができました。

 

この裏では、必死で生やしていつか見返してやるぞという炎は消えることなく燃え続けていたわけなんですけどね。

 

ある意味ではこうした苦しい経験があったからこそ、今までサボりがちで適当にやっていた育毛活動に熱が入り、写真のような経過を得ることができたとも考えています。

 

育毛後

 

営業系・体育会系の社風の会社ほど注意が必要

こうした社会人のいじめは、やはり実力勝負の世界である営業系の仕事でよく聞きます。特に社風が体育会系で、イケイケな人がいると、なんだかんだ言って見た目の特徴をネタにいじることが多いと思うのです。

 

私の営業所には、太った先輩が2人いましたが、ストレートに「デブ」扱い。「おい、ぶーでー!まだ契約取れないのか?」なんて言葉が飛び交っていましたから。私への言葉は先述の通りですが、もはや悪意があるのかないのか分からないような理不尽さです。

 

島が変われば人も変わる。内密に異動を申請するのも手

ハゲや薄毛にとどまらず、身体的な特徴をネタにされてストレスを感じ、仕事先で上手くいかずにうつ病になったり、転職を余儀なくされるという話は意外に多いです。

 

学生時代の友人も、顔の特徴をネタにいじられた挙句職場に行くのが嫌になってしまい、労働組合を通じて異動を願いを出したという人もいました。

 

部署が複数分かれている場合や、異なる営業所などがある大きな会社なら、直接上司にではなく本社や労働組合などを通じて状況を嘆願するという手もあると思います。

 

せっかく好きで入った仕事を、つまらない人間関係でふいにするのも悔しい話。精神的に追い込まれる前に、第3者へと救いを求めてみるのも一つの方法です。

 

薄毛やハゲって改めて皆口には出さないだけで、格好のいじりネタになってしまう存在なのだと感じています。

 

現在は薄毛自体は病院で薬を処方してもらうことで、植毛などの高額医療をすることなく、地毛を取り戻すことができるようになっています。

 

仕事が多忙で病院へは通えない場合はあると思います。時間こそかかりますが育毛剤で自宅で育毛をしていくことでも、まだ髪があるうちならば効果は望めるものがでてきています。

 

数年前よりもはるかに育毛を取り巻く環境は進化していますので、不安であればすぐに育毛を始めてみましょう。早期の対策と、続けることで髪の毛は取り戻せますよ。

 

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