塩分の濃いもの、辛いものには要注意!知らぬ間に抜け毛を増やしているかもしれません
直接的な原因にはならなくても、食べる種類やその成分によっては脱毛原因になる可能性もあります。
食べ物と言うものは髪の毛の育成に直で影響してくる部分です。髪の育成に良い食べ物はこちらで紹介していますが、髪の毛にとって悪影響を及ぼす食べ物もありますので、その食材となぜ食べるのを控えたほうが良いのかを検証していきましょう。
まずは本題のなぜカップめんが髪によくないのか?ということです
カップ麺には非常にたくさんの塩分が入っています。
実は塩分の取りすぎは髪の育成にとって良くないものなのです。塩分は塩化ナトリウムという物質。ナトリウムが多量に体内に入ると血中水分量が増加します。心臓は増加した血液を送るために負荷がかかり、結果として高血圧になります。
高血圧の弊害と言えば、毛細血管の血行が悪くなってしまうことがあげられます。つまり急激に上昇した血圧により、頭皮の毛細血管に行き渡る血液が不足してしまうと言うこと。
たまに食べるならいいですが、しょっちゅう塩辛いものばかり食べているとこの状態が慢性的に続くことになり髪の毛ばかりか体に悪いと言うことですね。
カップ麺や即席麺以外にも、フライドポテトや濃い味噌汁などはできれば避けたい食べ物です。
次は過剰な脂分の摂り過ぎについて
抜け毛の原因とされる頭皮の異常な皮脂分泌。皮脂が多く出過ぎると汚れで毛穴を詰まらせたり、酸化した皮脂でニオイが発生したり良いことありません。
牛肉などの動物性の脂質を多く含んだものを食べても、皮脂の分泌は活発になることが分かっています。
焼肉とかハンバーグとかが大好きと言う人は食べすぎには注意。これらは栄養素であるタンパク質をとるために必要ですが、脂分多いのが問題。もともと脂を含むうえに、さらに調理油で調理されることが多いので油の摂り過ぎになりますね。
できればタンパク質の摂取要員としては、大豆や魚、鶏肉など脂質が少ないものを選ぶようにしたほうが髪の成長には良いことです。
糖分にも注意!糖が悪影響を与える2つの懸念とは?
糖分の取りすぎは健康にとっても良くないことは知られています。しかしなぜ良くないのかを理解しなければ抑止力には繋がりませんよね。ここでは糖分が引き起こすからだの変化について紹介します。
糖分は体内で分解される時に、ビタミンBを多く消費します。ビタミンBの働きの一つに、皮脂の過剰分泌を抑制して量を調整している効果があります。育毛剤にもビタミンBが使われているものがありますね。
となると糖分の取りすぎで使われてしまったビタミンBは皮脂の抑制力が弱まってしまい、多くの皮脂を分泌させてしまう可能性があるのです。
もう一つ、糖分は多量に取りすぎると血糖値を上昇させます。これは糖尿病の人に限った話ではなく、ペットボトル症候群と言う言葉があるように健常者でも一時的に急上昇しています
すると血液はドロドロになり、末端の細胞にまで血液が行き渡りません。甘いもの好きな人は、常にこの状態にさらされている可能性があるのです。
ジュースをはじめ甘いスイーツとかよく食べる人は、薄毛が気になった時点で控えるようにしましょう。
こうしてみてみると、どれも過剰に摂取しなければ大丈夫というものばかりです。食べてはいけないと言うことは無いのです。
とはいえ偏食傾向の人は同じような味付けのものや同じ食べ物ばかりとる人がいるので、思い当たる節があればすぐにでも控えるようにしましょう。