ストレスでハゲる原因とは?ハゲるだけでなく体全体の異常をきたす

ストレス

 

精神的なストレスにより薄毛が進行するという話は、抜け毛・ハゲを意識した人ならだれでもたどり着く情報でしょう。

 

・胃が痛くなるほど締め付けられる苦痛
・プレッシャーにより追い詰められ冷や汗をかいてしまう
・夜の寝つきが悪く、不安でたびたび起きてしまう

 

個人的体験も交えますと、ストレスでハゲるのは本当です。私は昨年、最愛の長男が6歳という若さでありながら病気で他界し、自責の念とフラッシュバックする過去の日々に毎日悩まされるという時間を過ごしました。子を失った親の苦しみはこの世で最も苦痛を伴うものに数えられると言いますが、まさにそのような状況は一時的でありながらも髪の毛の状態を悪化させていました。

 

毛は細く痩せ、力なく寝てしまい、育毛剤の使用により維持をしていた髪の毛はみるみるうちに減少。なぜか鼻毛が大量に白髪になるなど、精神的なストレスにより体中の「毛」という部位に影響が出てしまったのです。

 

この記事をご覧いただいた方は、何かしらストレスを感じ、将来ハゲないか不安を抱えてたどり着いてくれたと思います。

 

私の経験と医師によるカウンセリングで得た情報をもとに、ストレスが髪に与える影響・なぜストレスでハゲるのか?という原因と、逃れられないストレスを抱えつつも抜け毛を食い止め育毛していくための方法について詳しくまとめてみることにしました。

 

ストレスが髪に与える影響と薄毛をもたらすメカニズム

ストレスがもたらす体内機能の変化、最終的に薄毛だけではすまなくなる可能性もあるという現実を理解しておく必要があるでしょう。

 

抜け毛・薄毛とストレスによる関連性について検証します。少し難しい話も混じりますが、重要なことなのでじっくり読んでいただければ幸いです。

 

ストレス

 

ストレスをためるとなぜ髪の毛に良くないのか?ストレスを感じると体にどのような変化が起きるのか?という点から見ていきます。

 

精神的ストレスは体を維持する自律機能を低下させる

ストレスを感じると、体内では「交感神経」というものが活発になる事が分かっています。

 

交感神経は自律神経と呼ばれるもので、自分の意思では制御できないもの。これが活発になると興奮状態となり、筋肉の緊張・脳の覚醒・発汗・心拍が早くなって血圧が上がり血管収縮が起こります。

 

「ドキドキと心臓が脈打つ」「熱くもないのに冷や汗・手汗がにじむ」といような体の変化となってストレスは具現化してくるのです。

 

これがその時だけの一過性のものでしたらいいのですが、慢性的にストレスを感じている状態になると常に交感神経が緊張した状態になってしまいます。

 

夜眠れない、汗が異常に出るといった症状はこの交感神経のバランスが崩れて常に興奮状態になっていて、自分の意志とは反して体が言うことを聞かないという状態なのです。

 

異常な発汗は頭皮の環境を悪化させ抜け毛が促進、血行不良によって新しい髪の毛が育たないという事態に。これがストレスが薄毛に繋がるという原因の一つです。

 

ストレスによる緊張は頭皮の血行不良をも招く

ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、発汗異常だけにはとどまりません。

 

自律神経は血液の流れもつかさどっています。自分の意志とは無関係に血液は全身を巡っているわけですが、血液の流れも自律神経の働き次第で2通りの動きをすることが分かっています。

  ストレス状態(交感神経) 安静状態(副交感神経)
血液の流れ 毛細血管が委縮・動脈の血流増加 毛細血管が拡張し末端にも血が巡る

本来興奮状態の時は、血流は早くなり体の機能が向上するように動きます。一方安静時には毛細血管を開き、全身にゆっくりと血液を送るようになります。

 

興奮状態では頭皮の細い末端の毛細血管には血が行き届きにくくなり、髪の毛の成長に必要な栄養素は阻害されてしまうということになるのです。

 

これもどちらの状態が良い・悪いではなく、バランスが取れて必要な時に切り替わるのが理想。ストレスにさらされるづけていると、交感神経の頻度が優位な状況が続くために、血液が行き届かない時間が増えてしまうということになります。

 

髪の毛の成長のみならず、皮膚のトラブルであるとか、指先の冷え性などにも関係してきます。ストレスそのものが薄毛の主原因とは言えませんが、ストレスがもたらす体の作用を読み解いていくと、薄毛につながる要素はあるということです。

 

ストレスによる自律神経の異常は、ひどくなると自律神経失調症となり体全体の不調を招く恐れもあります。

 

なるべくストレスを溜め込まず、適時発散できる方法を自分なりに持っておく必要がありますね。

 

自律神経を制御してハゲの原因を防ぐために

ストレスの軽減はすぐには難しいものです。仕事や普段の生活で感じるストレスは、大きく環境を変えない限りすぐには逃れられないからです。

 

かといって髪の毛の成長にも影響を与え、対策として使う育毛剤の効果も低減させてしまうので少しでも影響を少なくする方法を考えましょう。

 

ここで注目は自律神経の働き。

 

先ほど交感神経の活発化について説明しましたが、それと対になる副交感神経というものがあります。

 

この副交感神経が活発になるのは、静穏でリラックスしている状態・イライラが無く落ち着いた状態で活性化している神経です。この状態では毛細血管が開いて血行がよくなり、手足の先が温まってくることが確認されています。代謝機能も正常化し、興奮を冷ましてくれる働きの神経です。

 

自律神経の働きを整えるのは自宅のお風呂でできる

副交感神経を表に出す為に手軽な方法としてはお風呂での入浴法があります。

 

効果的なのは半身浴で、少しぬるめ「夏は38度くらい、冬は40度くらい」のお湯を胸の辺りまでためて、30分くらい時間をかけてじっくり入ります。

 

こうすうることでゆっくり体が温まり、副交感神経が活発化することが分かっています。夏もなるべくシャワーだけという日をなくし、湯船に浸かることがポイントです。

 

寝る前に体の力を抜きリラックスするのはバカにできない
静かに目を閉じてリラックスできる環境を整えじんわりと手足に熱を感じ無心になるいわゆる自己催眠法などもあります。

 

個人差があるので難しいですが、寝る前などに意識的に手足に熱を感じるように無心になる時間を10分ほど作るだけでも効果があるといわれています。

 

毎日行う少しの簡単なことで育毛に良い環境は作れますので、最近ストレスで疲れているというときは実践してみるといいでしょう。

 

季節の変わり目などは、ストレスとは無関係に自律神経のバランスが崩れやすくなります。気温の変化に合わせて、体調を戻そうと自律神経が様々な制御をするからです。

 

特に9月以降の秋の季節は抜け毛・薄毛が増えやすい時期とされますので、秋に抜け毛が増えたと思ったら慢心せずに対策をしていくようにしましょう。

 

ストレスによる薄毛は一時的であればリカバリー可能

ストレスでもたらされる薄毛は、一時的な症状に留まることが多いです。

 

ストレスがハゲの原因かなと自覚症状があるからといっても、将来的に完全につるっぱげになるのが確定したわけではありません。ストレスによる影響が無くなったり、自律神経を意識したコントロールをすることにより問題がなければ髪は戻っていきます。

 

毛根って意外に丈夫なもので、ヒゲやすね毛と同じように強引に引き抜いてもしつこく生えてくるほど本来は強いものなのです。

 

リカバリーの時に一番気を付けたいことは、「食事」はなるべく怠らないこと

 

ストレスでふさぎ込んで食欲がないという時もあると思います。しかし、食べないのは髪に最も悪いことです。髪の毛は食べ物による栄養素から作られるものであり、栄養が不足していては決して丈夫な髪の毛にはなりません。

 

私は食欲がない時には、プロテインを溶かして飲んだり、医療用の栄養補助ドリンク(薬局などで買える)を流し込んでいました。それくらい栄養は不足しないように気を付けてください。

 

育毛剤を使う場合は肌に優しくサプリとセットのものを

育毛剤

 

すこしでも進行する薄毛を食い止めるために育毛剤の使用も推奨しますが、以下の2つを満たしたものを使うようにします。

 

無添加で肌への刺激がほとんどないもの

 

ストレスによる影響は、肌そのものにも出ます。寝ないと肌の調子が悪くなるように頭皮も影響を受けます。ここで刺激の強い育毛剤を使うと、炎症を起こしたりして更なるストレスを抱えることになりかねません。

 

栄養補助のサプリメントがあるもの

 

最近は飲むことで栄養を補助するサプリが重要視され、サプリメントもセットで使うことを推奨する育毛剤が増えました。これは内と外から髪の栄養を補助できることになり、非常に理にかなった考え方であると思います。

 

現在最も売れている育毛剤であるチャップアップ、イクオスIQOSはサプリとセットで割引購入でき、定期的に成分の見直しや増強を行っています。売れているだけのことはあって研究を重ねており、ストレスによる薄毛防止にも有効活用できる育毛剤です。

 

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育毛剤を最後に紹介したのは、食事や自律神経による影響が残ったままでは、育毛剤による効果も半減してしまうからです。まずは自分の生活でやれることを実践しつつ育毛剤も使い、ストレスに負けない髪の毛を維持できるようにしていきましょう。


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