育毛剤個人輸入をおすすめできない理由と考えられる問題点

現在医薬品育毛剤として、最も効果を発揮することが実証されているプロペシアやミノキシジルを初めとした海外発の医薬品成分配合育毛剤。

 

昔と違って個人輸入代行業者が簡単に利用できるようになり、ネットで数分もあればこれらの薬を購入できてしまいます。価格も安く、個人輸入する際には数の制限こそあれど毎月使う分には問題とはならないので購入して飲んでいる人は多いですね。

 

しかし育毛課長はこの現状に対してあまり良い印象を持っていません

 

格安で効果の高い育毛を求める人で2chなども賑わっていますが、実際に買ってみて驚いたこと・問題と感じていることをまとめたいと思います。

 

本当に本物かどうかも分からない海外育毛剤個人輸入

 

私も以前病院でプロペシアを処方してもらった経験がありました。頭頂部の薄毛改善で頼もしい効果を体感できました。

 

プロペシア輸入代行

 

しかし毎月1万5千円近い金額を必要とし、他にも塗る市販育毛剤を使っていたためお金が続かない。そこで安い個人輸入できる海外の育毛剤に手を出してみたのです。

 

私が買ったのはプロペシアのジェネリックである「フィンペシア」と「ミノキシジルタブレット」評判は色々調べていたので、大丈夫そうだと思い合計¥5,000円程度で購入しました。

 

しかし実際に家に届いてみると、とても飲むのが怖くなりそれ以来飲まずに眠っています。

 

理由は・・・

 

医薬品育毛剤個人輸入 

 

まずは配送。てっきり代行業者がまとめて買ったものを送ってくれると思いきや、海外の拠点から直接発送でした。これではしっかりとした国内のプロによる検品がなされているのかどうかは全く分かりません。

 

ミノキシジルタブレット 

 

当然ながら説明書も箱の説明も全て英語。一応フィンペシアとかミノキシジルとか言葉は判読できますが、仮に偽物であったとしても全く分からないレベルです。

 

効果うんぬんよりも、本当に大丈夫なのか?という気持ちのほうがはるかに上回ってしまいました。

 

海外から取り寄せる医薬品に関する問題点

 

医薬品に関しては、個人輸入という形で、購入者自身の個人の使用に限って買うことができてしまいます。

 

一般にはインターネット上にある個人輸入代行業者のサイトを利用し、普通の通販ショップと同じように選んで購入するだけ。何の問題もなく、自宅まで届きます。

 

しかし、これらの業者はあくまでも「代行業」なのです。ただ個人のお買い物をサポートしているだけ。

 

法的に購入が規制されているものを除いて、成分などの品質のチェックや、安全性の確認までされていないというのが問題点としてあります。

 

厚生労働省も、こうした現状を危惧して独自に商品の成分調査を行うなど警笛を鳴らしています。参考:無承認・無許可医薬品買い上げ調査

 

可能性として捨てきれないことに以下のようなことが起こりえます。

 

  • 本来の成分表記以上の分量の薬剤が入っていた
  • 意図しない添加物が含まれていた
  • 使用期限が切れた医薬品が送られてくる

 

育毛を目的とした医薬品についての調査データはありませんが、手が行き届いていないというだけで後回しになっている状況といえるのです。

 

こうした医薬品は確かに価格も安く、求める効果も得られやすいことから推奨している育毛系サイトもあるのですが、購入者の安全を考えれば無責任であると考えます。

 

万が一のトラブルの際どこへいけばいいのか?

 

医師に相談

 

もう一つの懸念材料が、万が一の際のトラブルに対する保証です。

 

医薬品は良くも悪くも人体に与える影響は大きいものです。

 

副作用とされるものは当然ありますし、万が一副作用が起きた時にどうするのかということを考えておかないと非常に危険だと思います。

 

ちゃんとした国内の病院・クリニックで処方されたものであればそこで責任を取ってもらえばいいわけですが、個人輸入で買ったものに対しては責任は自分にあります。しかし、薬によってもたらされた副作用に自分でできることなど無いといってもいいでしょう。

 

近くの皮膚科へ相談したとしても経緯も状態も把握するのに時間がかかることが多く、せっかく髪を増やすために頑張っていてもそれが水の泡となることが心配でなりません。

 

育毛課長のまとめ・・・しっかりした病院での処方が一番

 

医薬品で育毛という場合は、実績と副作用などに関するデータを蓄積した専門クリニックを受診するのが一番だと思います。

 

医師による診断

 

薬が自分に合うかどうかという事前テストも実施し、処方した後も定期的に診療をして経過を確認してくれます。万が一の際には蓄積したデータからフィードバックし、適切な処置をしてもらえますからね。

 

医薬品で育毛治療をしていきたいのであれば、わずかなお金のために自分を試すような真似はするべきではないというのが育毛課長の結論です。

 

最近は病院でも海外医薬品育毛剤の処方価格は値下がりしています。競争原理で病院が増えたことにより、低価格で利用しやすくなっていますので興味がある人はまずは初心をしてもらうことをおすすめします。

 

プロペシアの処方のみなら¥4,200円から処方してもらえるクリニックや、プロペシアを使った育毛医療で返金保証を付けたクリニックすら出てきています。これならわざわざ危険を冒して個人輸入する理由が見当たりません。

 

口コミ評判が高く安心の保証を受けられるクリニック一覧

 

サロンと間違えない!病院で育毛治療するときはこちらの記事も参照

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