ハゲないための育毛に効果がある食事と栄養素一覧

育毛生活

育毛の基本は食事で栄養をしっかりとること!

 

栄養が偏っていたり、不足しているようでは育毛剤をいくら使っても髪の毛は生えてきません。髪の毛は自分が食べたものから生成されるものであり、薄毛が気になっている人は食べ物も意識していくことが育毛にとっては必要であるということです。

 

しっかりした髪を育てる為に、気を使って食べていきたい食べ物や栄養素を検証します。

 

そもそも髪の毛は何でできている?

髪の毛というのは全部で18種類ものアミノ酸が結合してできる、「ケラチン」というタンパク質で形成されています。

 

ですからまずは良質なタンパク質を多く摂っていくことが必須条件になりますね。

 

かといってタンパク質ばかりを食べていてもいいものではありません。例えば牛肉などをたくさん食べると、脂質も多いために皮脂分泌が多くなって毛穴を詰まらせます。

 

また、効率よくアミノ酸を合成できるようにビタミンやミネラルといった栄養素をバランスよく摂っていくことが重要。

 

たまに【これは良いと言われた食べ物ばっかり食べる】という極端な人がいますが、偏っていてはせっかくの栄養素を活かせないことになります。

 

摂取した栄養素を血液に乗せて頭皮に運ぶ為、血液をサラサラにしたり体の代謝機能を高める食べ物も摂っていくとパーフェクトですね。

 

では具体的にどんな食べ物を食べていけば良いのかをあげていきます。

 

タンパク質も質が大事!育毛に良いタンパク源とは?

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良質なタンパク質というと何が思い浮かびますか?最も育毛のために食べたいものは、畑のお肉「ダイズ」です。

 

ダイズは味噌や豆腐、納豆など保存もきくし毎日でも食べやすいのが特徴。脂のとりすぎの心配もなく、栄養素の吸収効率も良い優秀な食材です。

 

ダイズにはイソフラボンという女性ホルモンと似た働きをもつ成分も含まれていて、擬似的に女性ホルモンの影響を与えることによって男性ホルモンが過剰に分泌することを防ぐという働きが期待できるもの。育毛にとっては一石二鳥の成分。ホルモンバランスを調整し、抜け毛を防いでくれるといいます。

 

さらにイソフラボンには、抜け毛を促進させAGAの原因でもあるジヒドロテストステロンの生成を防いでくれる作用も分かっています。

 

フィナステリドには、テストステロンからより活性の強いジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼという酵素を阻害する作用がありますが、イソフラボンにも同じような作用があります。参考:国立がん研究センターの論文より引用

 

豆腐や納豆は健康にも良いヘルシーな代表的な食材。納豆は苦手な人もいるかもしれませんが、豆腐は様々な料理に合う万能選手ともいえます。育毛課長は味噌汁などの汁物には欠かさず入れてもらい、サラダなどにも入れてたんぱく質を積極的にとるようにしています。毎日食べられる習慣ができば効果的ですね。

 

天然のビタミンを効率よく摂取する!

タンパク質を食べたら、効果を高める為にビタミンが必要です。タンパク質を分解して合成するにはビタミンの助けが不可欠。

 

ビタミンならサプリメントで摂ればいいやと考えるのは尚早で、体内への吸収効率を考えた場合サプリメントはあまり良くないと言われています。

 

ここでは日常摂取しやすいもので、ビタミンを多く含むものを紹介します。

 

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まず摂取しなければいけないのがビタミンA

 

ビタミンAは皮膚や髪の毛の健康に欠かせない成分です。多く含まれるのは緑黄色野菜で、カボチャやニンジン、ほうれん草、ブロッコリーなどですね。

 

ビタミンAは熱に弱いため、サラダで食べると効率がいいです。加熱する場合は、脂に溶けやすい性質があるので油で炒めたりすれば大丈夫です。

 

ウナギや魚の肝にも非常に多く含まれますが、通常は不足しない程度に野菜を食べていれば欠乏はまずないとされるので大丈夫です。

 

ビタミンB群

 

次はビタミンBです。ビタミンBでも種類がありますが、最も摂取したいのはビタミンB6!

 

アミノ酸の代謝に不可欠で、血液を作るのにも必要な栄養素です。

 

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ビタミンB6を多く含むものの代表は、青魚といわれるマグロやカツオ、アジ、サバなどです。

 

アジやサバは大衆魚で価格も安いので手軽だと思います。魚というのはダイズにも劣らない高タンパクで消化の良い育毛にとって最適な食材

 

今まで肉食中心だった人は、育毛活動を機に魚を見直してみては如何でしょうか?

 

ビタミンD

 

ビタミンDはカルシウムの吸収を良くすることで知られているビタミンです。尿や便で排出されてしまい体内に留まらないので、毎日必要量を摂取するのが望ましいです。

 

カルシウムは髪の毛にとっても縁が深く、髪の黒い色素を作り出すのに必要な成分です。健康で黒い髪の毛を育てるためにはカルシウムの吸収も不可欠です。

 

多く含まれているのは、主に魚です。魚ってたんぱく質も豊富でまさに薄毛の人のためにあるような食事!?上記でもあげたアジやサバ、イワシ、サンマや鮭といった良く食卓にあがってくる魚が多いので、積極的に食べましょう。

 

亜鉛を初めとするミネラルを補給

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ミネラルとは、塩分を初めカリウムとかナトリウム、亜鉛、銅といった物質のこと。

 

特に亜鉛は育毛ミネラルとも言われ、男性ホルモンによる脱毛を抑える効果もあることが分かってきました。亜鉛は積極的に摂取したいミネラルです。

 

多く含むものは、牡蠣・イワシなど青魚・緑茶などです。

 

牡蠣は亜鉛以外にもアミノ酸も豊富で海のミルクとも言われる栄養の塊!今では品種改良されて年中食べれるので、機会あれば好んで食べましょう。

 

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育毛・髪の毛に良いと言われているワカメや昆布などの海藻ですが、実は直接的な発毛効果があるわけではありません。

 

育毛剤などに使われているのは、塗ることで保湿や細胞活性する作用が分かってきたためで、たくさん食べたからといって髪が生えるわけではないようです。

 

しかし海藻にはミネラルが豊富に含まれています。亜鉛初め必須ミネラルの宝庫ですので、食べることは推奨されます。ミネラルがあることで、ビタミンやたんぱく質の吸収を助けて栄養の効率を高めることができます。効果ないじゃんと食べないのではなく、バランスよい食事を作る上で食べるようにしましょう。

 

頭皮に栄養を送る!血液をきれいにする食べ物

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最後になりますが、髪に毛に栄養を送るために重要な血液をきれいにする食べ物です。

 

血液サラサラといいますが、頭皮は細い毛細血管ですので、血液が細部まで行き渡るようにしなければいけません。

 

そのための食べ物としては、ニンニク・ニラ・タマネギなどのネギ科の食べ物。

 

これらの植物にはアリシンという物質が含まれていて、血栓(血の塊)を分解し血流を良くしてくれる働きがあります。ニンニクのニオイが気になる人は、タマネギを食べるようにしましょう。
このアリシンも熱で分解されるので、サラダか油で和えるといいです。

 

以上育毛活動で最低限気を使わなければいけない食生活についてまとめました。大変長文になりましたが、バランスの良い食事を一度におさらいできるので、育毛課長自身の備忘録としても使っています。

 

苦手な食べ物があったとしても、「髪の毛のため!」と割り切ればガツガツ食べれてしまいますので、偏りをなくして栄養を髪に送ってあげましょう。

 

 

必要な食事が上手く取れないときには、生活も不規則になっていたり仕事が忙しくて難しい場合もあります。栄養の補完として育毛サプリメントを有効活用していくことは育毛成功への近道になりますが、サプリだけ飲んでいればいいというものでもないので過信しないように注意しましょう。

最後に食事と同じく育毛にとって重要なこと

自分で食べたものから髪の毛は作られるということで、育毛には食事が大事なことは解説をしましたが、食事と抜け毛・薄毛が進行するというものには直接の関係はありません。

 

毎日栄養のある食事ばかりしっかりと食べている裕福な健康オタクのような人がハゲないかといえばそうではないし、ろくに食事を食べてない不摂生な人でもフサフサな人はいます。

 

抜け毛を引き起こす根本的な原因は別にあるので、根本の原因を治療していかなければ、失った髪の毛を戻すことはできないです。抜け毛の症状であるAGAの仕組みは解明されてきており、育毛剤を使った治療や病院で診察を受けることなど食事にも気を配りつつ、根本の原因への対策をする必要があります。

 

ここで伝えたいのはどれだけ食事に気を使って栄養を与えたとしても、根っこ(毛根の細胞)が枯れた木ではしっかり成長しないということ。頭皮は畑にもたとえられますが、髪が育つ土壌があったうえで、栄養をしっかり取ってこそ太く丈夫な髪が育つのです。

 

この記事をここまで読んでくれた人は、既に抜け毛が増えてハゲが気になっていたり、親父がはげているなどで将来的にハゲになりたくないという思いで情報を調べていると思います。

 

朝起きたときやシャンプー時に抜け毛が増えてきたり、細い毛が目立つようであれば、育毛剤による外部からの対策も併せてやっていくべきです。体内から吸収される食事からの栄養素は最も効きます。食事にどうしても偏りがある場合は育毛サプリがセットでコスパの良い育毛剤を検討してみてもいいです。

 

必要な栄養素を補うには食事だけでは難しい場合もどうしてもあります。少しでも自宅でじっくりと育毛していきたいなら、失敗しない効果ある育毛剤の選び方についてもご覧ください。

 

すでに大きく薄毛が進行し、地肌が見えている部分が大きい場合には、市販育毛剤では有効な効果が得られない場合もあります。であれば、恥ずかしがらずに薄毛の治療を専門とする病院へ行き、自分の薄毛の原因や将来禿げるのかどうかを検査してもらうべきです。現在は無料で初診をしてくれ、CMなどで宣伝してる育毛サロン(アデランスやリーブなど)と違って医療機関ですから無理な勧誘もありません。

 

>> AGA治療病院の実態と本当に選ぶべき病院まとめ

 

適切な治療をして抜け毛の原因を取り除いて育毛治療していく上で、髪の毛を作るための食事にも気をつけていくことで丈夫な髪ができるということを忘れないようにしてください。

 

当サイトでは食事や栄養素に関する情報以外にも、様々な育毛に良いものを検証したり、薄毛やAGAに関する情報をまとめていますので参考にしていただけたら幸いです。


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