MONOVOヘアトニックグロウジェルは効果ある育毛剤か?

MONOVOレビュー

 

似たような育毛剤だけど、一つとして同じものはない。だからこそ1つづつ検証してみる必要がある、ということで今回取り上げるのはMONOVOヘアトニックグロウジェルという育毛剤。

 

ヘアトニックという名前ですが、れっきとした医薬部外品指定された育毛剤で、複数の有効成分と育毛成分を配合している育毛剤です。

 

何といっても特徴はジェル状タイプということ。ほとんどの育毛剤はサラサラした液体をスプレーするかノズルで塗るかのどちらかですが、ジェル状に出てくる液を頭皮に塗っていくという新しいスタイルが興味を惹きます。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルの配合成分を検証しながら、実際に購入した口コミレビューをしていきます。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルのリアル口コミ

まずはなんといっても使い勝手が気になるということで、先に使用レビューからまとめてみます。

 

MONOVOジェル

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルはプッシュ式のボトルになっており、ワンプッシュで1円玉程度のジェルが出てきます。

 

このジェルを1日2回、夜のシャンプー後と、朝起きてから塗ることで育毛成分を浸透させていきます。

 

MONOVOジェル2

 

ジェルは見た目通りトロッとしていて、手を傾けてもすぐには垂れません。

 

これだけ粘度があると気になるのは、頭皮に塗った時のべたつきや、髪に付着して固まってしまわないかという不安ですね。

 

意外ですが、このジェルは頭皮に塗り伸ばして乾いてしまえば、一切べたつきが気にならないのがポイント。浸透した後は極めて自然で、育毛剤を塗ったかどうかも外見では分かりません。

 

唯一の難点は、髪が長い人はジェルが髪の毛に付着してしまいます。上手く調整して少なめにジェルを出し、部分部分で塗り込んでいくと効率よく使えますね。初めは慣れが必要と思いますが、髪に付いて特に固まって変にセットされることがないのが面白い。

 

無添加育毛剤と謳うだけあって、変な育毛剤臭は一切せず、かすかに化粧水っぽく香る程度です。アルコールの使用もごくわずかに抑えられているためか、刺激が一切なくて使い心地だけをみれば現状育毛剤のナンバーワンです。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルの成分評価

MONOVO成分

 

先にレビューをして思いのほか使い心地は良かった。しかし、一番重要なのは育毛剤としての成分や、浸透性であるということでMONOVOヘアトニックグロウジェルの全成分を検証してみます。

 

医薬部外品としての有効成分は2種類配合されています。他に育毛に根拠のある成分と合わせて表でまとめてみました。

センブリエキス
(有効成分)

頭皮の血行を促進し、髪を育てる毛母細胞に栄養を届ける

グリチルリチン酸2K
(有効成分)

漢方薬で使われる甘草という植物エキスで、頭皮の炎症・かゆみを抑え、フケによる毛穴詰まりや頭皮のダメージを癒す。
ゲンチアナエキス 漢方薬で使われる植物で、頭皮の保湿・健康維持に作用。アマロゲンチンなど独自成分を含む。
ジオウエキス 漢方植物で、頭皮の炎症を鎮めるほか、髪の生成に必要なアミノ酸を多く含む成分です。
ビワ葉エキス 皮膚の保湿効果があるだけでなく、悪性男性ホルモンの生成を抑制する効果が期待され、男性用育毛剤には必ずと言っていいほど使われる重要成分です。
シラカバエキス 頭皮を整えて成分の浸透を助ける作用があります。
BG ブチレングリコールといって、殺菌と保湿を兼ねたアルコール。化粧品ではお馴染み成分。
濃グリセリン 頭皮の脂との親和性が高く、浸透力を高める

 

その他成分として、ジェルを形成するのに必要なキサンタンガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化カリウム、EDTA-4Na。防腐剤として、パラオキシ安息香酸エステル、精製水が配合されています。

 

安息香酸エステルは防腐剤であり、雑菌の繁殖を防ぐために必要であると判断。賛否は分かれる成分ですが、安全性は度重なる研究で実証されてきており、なにより育毛剤の劣化の方が問題と言えるので過度な心配は不要であるというのが主流の見解です。

 

成分自体はたくさん配合されているわけではありません。様々な薄毛に対応できる総合育毛剤には及ばないので、AGAなどで地肌が透けてバーコード状態になっていたり、生え際が耳の後ろまで後退するなど進行した薄毛には期待はできないです。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルのメリットは、副作用の心配をせず、低刺激で安定性のある成分を使って頭皮の育毛ケアをしていくことができるという点。最近抜け毛が増えてきた、ちょっと細い髪が目立つなど初期の段階での薄毛改善や、乾燥でフケやかゆみが出る時期の頭皮ケアに最適な育毛剤と言えます。

 

成分には真新しさはない分、今まで評価の高い育毛剤でも使われてきた実績の高い成分を配合しており、用途さえ見誤らなければ評価できるものとなっています。

 

濃グリセリンが浸透力を高める?
MONOVOヘアトニックグロウジェルの注目成分として、濃グリセリンがあります。グリセリン?と思うかもしれませんが、これは育毛成分の浸透を助けるもの。頭皮は皮脂のバリアに覆われて本来水を中心とする成分は浸透できません。しかいグリセリンが皮脂と馴染み、角質の奥までケアしてくれるということ。このため保湿力が高くしっとりとした心地よさがあるということです。先述のレビューの通りベタつきがなく、髪にまとわりついてセットを崩さないのは好感触です。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェルの費用対効果

  通常価格 定期購入割引
公式販売サイト ¥6,800円(税込み¥7,344円) ¥6,200円(税込み6,696円)

MONOVOヘアトニックグロウジェルは100m入りのボトルで、1本は6,800円+税。割引率はあまり大きくなく、定期購入で¥6,200円+税という金額。

 

普通の育毛剤と違い、ジェルなので量の調整はしやすく、使い方次第では1か月半程度は十分に持つ育毛剤です。このため費用対効果としてみれば、1か月あたり約¥4,800円(通常価格)となり、育毛剤のコスパとしては良いです。

 

育毛課長による総評

MONOVOヘアトニックグロウジェルはジェルという特性を活かした、高い保湿力と育毛成分の持続性を持った育毛剤です。

 

医薬部外品と言えども、すでに薄毛が大きく進行している(地肌が見えてスケスケであったり、テカテカ状態の人)状態の人は、すでに育毛剤では難しいため薄毛治療の専門医に相談をすべき。

 

例えば、ソフトバンク孫社長や、鶴瓶師匠クラスまで髪が薄い場合はMONOVOを使うのはやめて本当に必要な治療にお金を掛けましょう。

 

成分は良い意味で厳選されていますから、抜け毛の予防、将来へ向けて早い段階から頭皮ケアをしていこう!と考えている人には十分期待できる育毛剤です。秋から冬にかけての乾燥に悩んでいる人も、高い保湿力とアルコールを感じさせない刺激の無さから、安心して頭皮ケアをしていけるアイテムでもあります。

 

誰が見てもハゲ!というような重度の薄毛症状には向きませんが、目的さえ間違えなければ検証した育毛剤のなかでもかなり上位に位置づけできる評価です。

 

MONOVOヘアトニックグロウジェル公式サイトはこちら

 

※乾燥肌に保湿力が高いと言えども、アトピーなどでガサガサになっている場合は、念のために腕などでパッチテストしてから使うようにしましょう。

 


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