フケやかゆみに悩む人こそ頭皮洗浄用ゴムで洗うと良い

スカルプケア

 

シャンプーをした後にも関わらず、乾いた後になってから「かゆみ」がでてきたり、きれいにしたばかりなのに「フケ」が落ちてくる。

 

こんな頭皮トラブルに悩まされているなら、シャンプーで頭を洗うときには、シリコン製の頭皮洗浄用ブラシを使ってみることをおすすめします。

 

シャンプー後にフケが出るのは細かな傷が原因

シャンプーをして清潔になっているはずの頭皮なのに、フケが出てかゆくなる原因は、洗うときに出来てしまった細かな傷が原因で発生します。

 

シャンプーをしているときには、目には見えないけれども、爪などでひっかいてできた細かな傷ができやすいです。

 

爪を立てずに洗うというのは頭皮をいたわるシャンプー方法として基本的なものですが、洗っているうちに自然と爪でひっかいてしまったりします。

 

お湯で濡れてふやけているだけに感覚も鈍っており、ついつい強く力を入れて洗いがちになります。

 

知らず知らずについた細かな傷は、頭皮が乾いた後に薄いかさぶたができて皮膚を修復しようとしますから、その破片がフケとして出てくるのです。

 

傷ついた部分は一時的にバリア機能が低下していますから刺激にも敏感になります。洗い流し切れなかった微量のシャンプー成分などで炎症を起こし、その部分がかゆくなってしまうこともあるのです。

 

炎症とは・・・皮膚が持つ免疫の反応です。外部から害がある異物が侵入しようとすると、それを拒むために皮膚の免疫が反応します。このときに、ヒスタミンという物質が分泌されますが、これがかゆみの神経を刺激するためにかゆくなります。頭皮の炎症とは、皮膚が異物を入れまいと戦っている状態なのです。ですから、他の部位よりも敏感な頭皮をいたわり、傷つけない対策が重要になってきます。

 

シリコンゴムは手より柔らかく毛穴の汚れも落とせる

ここで、頭皮を優しくケアしつつ、汚れもしっかり落とすための手段として、頭皮洗浄専用のブラシがでてきます。

 

頭皮の洗浄用として売られているシリコン製のイボイボのブラシは、高い洗浄力を求めて使うものではありません。

 

初めは脂肌の人がしっかり洗うために使うものかなと思っていましたが、実際に使ってみるとその洗い心地に驚き、シャンプー後のかゆみも自然と改善されてしまいまいました。

 

使い方は、手で髪の毛を泡立ててから、ゴムにも泡をたっぷりつけて頭皮全体を洗います。初めは恐る恐るやっていましたが、少し力を入れても地肌は傷つきませんので安心して使えました。

 

シリコンのゴム先は見た目より柔らかく、頭皮を傷つけずにまさに揉むように洗浄できます。さらに先端は細くなっているので、毛穴に詰まった汚れを落とすのも指先で洗うより効率が良くできています。

 

価格も¥500円程で買えるもので負担が少なく、薬局などでも買えます。毎日のシャンプーの時にこれを持って洗うだけ。余分な汚れだけを落とし、頭皮の弱い皮膚は傷つけないため細かなフケが起きたり、炎症が出てかゆくなるトラブルを防げる優れものでした。

 

 

頭皮の乾燥のケアには育毛剤の保湿成分が効果的

乾燥する時期や、体質的に乾燥肌でカサカサしやすいという人は、単に優しく洗うだけではフケやかゆみが完治しないこともあります。

 

手や顔であれば、スキンケア用の保湿クリームなどを塗ることでカサカサ肌の対策ができます。しかし頭皮というと髪の毛に覆われているために、べたべたしたクリームを塗るわけにいきませんし、いざ塗ろうとしても大変です。

 

育毛剤には多くの成分を配合したものが主流になってきていますが、これらは髪の毛の成長に関わるものだけではなく、頭皮の保湿や皮膚を引き締めて健康に保つための成分も含まれているのです。

 

シャンプー後、髪を乾かした後に保湿成分を多く含んだ育毛剤を使うことで、ベタつきの心配なく頭皮を保湿していくことができます。

 

さすがに保湿用クリームほどのしっとり感を得ることはできませんが、炎症を抑えてシャンプー後のケアをすることには有効に働いてくれます。アルコールの刺激の強い育毛剤も避けるようにしましょう。

 

頭皮のトラブルに関しても、症状が軽いうちに対策をしていくことで早期改善が見込めます。ひどくなってしまうと、皮膚科などで治療が必要になる場合もありますので、対策をするならば初期の段階で手を打っていきましょう。

 

保湿力が高い「ジェル状」の育毛剤もあります

 

症状が全然改善しない場合には、シャンプーが合っていないか、もしくはなんらかのアレルギー反応が出ている可能性もあるため、皮膚科へ行って検査をしてもらうようにしてください。


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