夜型の人がハゲやすいという信憑性

 

先日こんな問い合わせをいただきました。

 

「夜勤の仕事ばかりですが、将来はげてしまうか心配です」 「夜更かしをしてしまって、ついゲームをやってしまいますがやっぱり毛根には悪いのでしょうか?」

 

基本的に人間の体は昼間に活動し、夜に睡眠をとるというように体内時計がセットされているといいます。生まれた時から夜型なんて人はまずいないと思いますので、少なくとも普通に自らの意思で活動するようになるまでに昼活動して夜寝るというリズムは確立されているわけです。

 

髪の毛を成長させていくという成長ホルモンは、夜9時から14時の間睡眠中に多く分泌されることが分かっていますので、夜勤で夜に仕事をしている人が将来はげる不安を感じてしまうのも無理は無いでしょう。

 

では夜型の生活を続けてしまっていると、それがハゲに直結するのか?といわれれば必ずしもそうではないと考えています。

 

夜寝るのは大事だけど、ハゲる原因は別にある

育毛のために夜の9時には寝ましょうというのは、あくまでも髪の毛が成長する為に必要なことの一つの要因であってそれが抜け毛の原因のすべてというわけではないからです。

 

抜け毛の原因とされるのは、男性ホルモンによる影響だったり頭皮のトラブルによるダメージであったり紫外線であったり、複合的に絡み合って発症しています。ですから生活のリズムが夜型になってしまっているから必ずはげるとは少々心配のしすぎです。

 

実際にずっと夜勤を続けている全ての人がハゲか?というとそうではないでしょう。はげない体質の人は全く影響が無いように見えますし、ほとんどの人は昼間に活動していながら薄毛の悩みを抱えているわけですからね。

 

夜勤が多いという人で抜け毛リスクが心配であれば、早めに育毛剤などを使った予防をしておくか、少なくとも夜型なりのきちんとした生活リズムを保って余計なストレスをためないようにしていくことに注力しましょう。

 

ゲームなど怠惰な生活で夜型の人は注意

夜型といえども、気をつけなければいけないのは不規則かつ怠惰な生活が続くことによって夜型になっているという人。

 

全ての人には当てはまらないと思いますが、怠惰な生活を続けている人に共通するのは「食事が良くない・良質な睡眠が取れていない・パソコンやスマホ漬けで体中の血行バランスが良くない」こんな生活に心当たりがある場合はハゲのリスクが非常に高くなります。

 

ハゲというのは複合的に様々な要素が絡み合って発症していることがほとんどです。それだけに治療は難しく、様々な育毛剤があるにもかかわらず皆苦労しているわけです。上に上げたような薄毛のリスクを伴ってしまうような夜型生活の人はすぐにでも改善するべきだと思います。

 

育毛は育毛剤をつければ良いというものではないですから、基本となる生活の改善は必須ととらえていくつも薄毛リスクを抱えないようにしましょう。

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