薄毛レベル5段階で判断!薄毛の症状写真から使うべき育毛剤を検証

薄毛の進行レベル

 

育毛剤がたくさんあるけど、どれを使うのが正解なのかが分からないという人は多いと思います。

 

販売されている育毛剤の成分を検証していく中で、今のあなたの頭皮の進行状況(ハゲレベル)に応じて、どんなタイプの育毛剤を使えばいいのかを分類してみました。

 

そもそも育毛剤は使った人によって評価が大きく分かれます。評判がよさそうな育毛剤だけど、口コミを見ると効果があった人もいれば、全然ダメという酷評をしている人もいる。

 

これらは人によって薄毛の進行状況や年齢などの使用背景が異なるためです。便秘なのに下痢の薬を飲んでもダメなように、同じ部位に作用させるものでも状況に合った最適な育毛剤を使うことが大切です。

 

薄毛の段階にはステージがあり、ハゲの進行具合によって最適な育毛方法は異なります

 

また、育毛剤はすでにあまり効果が期待できず、病院で治療をしなければ結局お金がかかってしまうという場合もあります。

 

ここでは代表的な薄毛の写真を見ながら、それぞれの薄毛レベルにおいてどのような育毛剤を使っていくのがベストなのかという目安・考え方をまとめています。

 

※薄毛レベルに関しては分かりやすくするためにこのサイト内で便宜上設定している評価軸です。

 

 

レベル1:まだ薄毛ではないが将来的に薄毛が不安

 

改善できるハゲ

 

薄毛レベル1の段階では、まだ誰が見ても薄毛と言えるものではなく、髪の毛は普通にある状態

 

頭皮地肌の色も白っぽい健康な状態で、抜け落ちてくる毛も太さが一定であることがレベル1の段階です。

 

将来にむけての薄毛予防という観点では、この時点から育毛剤でケアしていくことで効果は最大限高まります。今のままの健康的な黒い髪の毛を維持し、セットも決まる髪質を保っていくために育毛剤を使ってケアをしていくようにします。

 

レベル1の段階で髪の毛自体は大丈夫そうでも、フケが目立つようになったり、頭皮の乾燥・かゆみが気になるときのケアとして育毛剤を使うことができます。特に女性でこのように使う人が多く、髪と地肌の保湿を目的に乾燥する時期に需要があるのです。

 

頭皮ケアと抜け毛対策を両立でき薄毛予防できる育毛剤

 

レベル2:徐々に抜け毛が増え髪が細くなる(コシがなくなる)

 

頭頂部

 

頭皮全体に髪の毛自体はあるけど、髪質が細くなってコシが無くなってきた状態

 

抜け落ちる髪の毛が根元に行くほど細くなっていたり、1日に150~200本以上抜け毛が出てくるようであれば要注意。感覚でそれだけ抜けていれば、それ以上に毛は失われています。

 

少なくとも市販の医薬部外品の育毛剤を使うならば、この段階ですぐに使用をしていくことが効果の分かれ目になります。

 

育毛剤は、今ある髪の毛の発毛を促進し、また脱毛を予防して維持していくことが本来の効果・効能です。髪の毛がまだ残っている段階であれば、十分に効果を実感できるため手遅れにならないうちに対策をしていくべきです。

 

また、この段階では自宅症状がないまま進行していくケースもあり、家族の人や彼女に指摘をされて育毛剤を使い始めたという人も多いです。

 

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レベル3:分け目や頭頂部で地肌が見え始める

 

改善できるハゲ 改善できるハゲ

 

恐らくほとんどの人が育毛を意識して情報を調べ始めるという段階。目に見えて髪の毛が減り始め、部分部分でヤバイ箇所がはっきり見えてきてしまう。

 

まだ全体的に髪の毛はあるとしても、分け目や頭頂部などで部分的に地肌が見えてきてるとレベル3です。

 

しかしレベル3の段階に近づくにつれて、一般的な医薬部外品育毛剤では役不足になり、自宅でのケアが難しくなってきます。

 

いわゆる、育毛剤を使っても効かない!と嘆く人が増えてくる段階なのでよく注意されてください。

 

頭皮の地肌が見えてしまうほど、分け目や頭頂部が薄くなるという症状は、AGAという男性型の薄毛特有の症状でもあります。

 

aga

 

AGAは男性ホルモンの影響により、髪の毛本来の寿命が縮まってしまい、成長途中の髪の毛が細いまま抜けてしまうことが医学的に判明しています。

 

特に20代から30代というまだ若いうちに薄毛が目立ち始めた場合は、AGAによる薄毛が進行している可能性が非常に高いです。

 

AGA対策成分を多く含んだ育毛剤を使って気づいた時点からケアしていくか、薄毛治療を専門としているクリニックで検査をしてもらって治療していくのが最適解と言えます。

 

もっとも間違いないのは、まず初めに薄毛治療専門医で診察・カウンセリングを受け、自分は本当にAGAなのかを見極めてもらうことです。

 

育毛剤では手遅れなのか、治療をする場合にはどれくらいの費用がかかるのかを知ることで、自分が取るべき最善策を知ることが重要。

 

もしあなたが何とかして薄毛を克服し、元の髪の毛を取り戻したいと思うならば、恥を捨てて手間を惜しんでも動き出さないと薄毛はどんどん進行してしまいます。

 

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レベル4:髪が細く薄くなり誰が見てもキテると分かる

 

進行したハゲ 進行したハゲ

 

誰が見てもハゲというレベル4の段階。これ以降になると、一般にネットで買える育毛剤では難しくなります。

 

完全に毛が生えていない頭皮が露出している状態で、かつ長年放置して薄毛が進行しているのがレベル4

 

育毛剤は今ある髪の抜け毛を防ぎ、生えてくる髪の毛の成長を促進してくれるものです。すでに毛根の機能が失われてしまっている状態では効果がほとんど期待できません。

 

レベル4以降のハゲになってしまっているなら、薄毛治療を専門としているクリニックへ相談をして医薬品育毛剤を処方してもらう必要があります。

 

市販の育毛剤を使っても効果がないとは言えませんが、気持ち産毛が生えてきたかな??とか、現状維持をしてくれるにとどまることが多いです。

 

どうしても病院に行く余裕がなく自宅でケアしていきたい場合は、医薬品である「発毛剤」を検討します。

 

発毛剤は、医学的な臨床試験によって「毛を生やす」効果が認められた成分を配合しています。

 

代表的なのは、大正製薬のリアップX5プラスアンファースカルプDメディカルミノキ5、ロート製薬リグロとここ数年種類こそ増えましたが、共通しているのはミノキシジルといった成分を配合した第一類医薬品であることです。

 

ミノキシジルとは、薄毛治療ガイドラインを制定している日本皮膚科学会が定期的に検証し、薄毛を治すために使用することを強く推奨すると評価している成分です。

 

下手な育毛剤に安易に手を出してはダメ。お金よりも、時間ばかり経過しまうのが問題。だましだまし育毛トニックなどで年月が経過してしまうと、薄毛が回復できる見込みが無くなります。

 

目的が「以前のように髪を生やしたい」のであれば、発毛剤(医薬品)を使っていきましょう。

 

ただし、発毛剤は手軽には買えません。医薬品であるために副作用のリスクがあり、ネットで購入をする際にも薬剤師による簡単な問診が必要となります。

 

個人的にはそこまでするのであれば、自己判断で発毛剤を使用せずに、病院で診察を受けながら医師に処方をしてもらったほうが安心できると考えます。

 

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レベル5:生え際が耳まで後退・頭頂部から前頭部へ広がる

 

進行したハゲ 進行したハゲ

 

完全にハゲ上がってしまっている場所があり、そこに毛があったのかすら分からなくなっている状態。

 

サザエさんの波平レベルとまではいかなくても、わずかに髪の毛が残されている程度にまでハゲが進行している場合

 

ここまで来たら、もう完全に市販の育毛剤では効果が期待できません。お金の無駄とまで極論は言いませんが、薄毛が進行するスピードに育毛剤の効果が追い付かないのです。

 

選択としては3つ

 

  • AGAクリニックなどで経過を見ながら治療をする
  • 自毛植毛で生きた毛根を頭皮全体に移植する
  • 悟りを開きカッコいいハゲを目指して生きる

 

間違ってもこの期に及んで市販の育毛剤に望みをかけてはいけません。

 

費用的にも現実的なのが、AGAクリニックで診察を受け、医師が見て改善の兆しが見込めるのなら予算の範囲内で治療を行っていくこと。

 

費用は膨大にかかりますが、経済的な余裕がある人なら植毛という手段が現実的。この状態でも、後頭部などは毛が残っていることが多いです。これらの生きた毛根を移植することで、見た目にバランスの取れた頭部を取り戻すこともできます。

 

すでに薄毛の改善はあきらめた・・・という悟りに入ってる人も多くなる段階ではありますが、人生何がきっかけで育毛を志す気になるかはわかりません。

 

これに近い頭皮の状態で本気で薄毛を治療しようと思うなら、育毛剤を探す前に薄毛治療院で診察を受けてから方向性を決めていきましょう。

 

育毛剤ならなんでも同じというのは間違い!闇雲に手を出すのではなく、すでに薄毛が進行してしまっているのであれば薄毛治療院で診察を受けるようにしましょう。

 

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