育毛剤だけでは髪は生えない?生やすための必至栄養素3つ

太く・濃く・たくましい髪の毛を実現するためには、育毛剤を闇雲に使用するだけでは叶えません。もし、「半年近く育毛剤を使ってるのに効果が実感できない」という方は、直接的な頭皮へのケア以外に、内側のケアも心がけてみてはいかがでしょうか。

 

ここでは、育毛剤を使っているのに髪の毛の成長を実感できない人が摂取するべき「必至三大栄養素」をまとめていきたいと思います。

 

「育毛剤だけ」で髪が生えてくることはありません

育毛剤による主な働きの一つは、アルコール成分を主体とした「血行促進」です。血行を促進させることで、頭皮への栄養補給をスムーズに働かせることが目的です。

 

しかし、その元となる血液で運ばれる「栄養」は、私達が経口摂取した食べ物やサプリメントから補うもので、「育毛剤」によって栄養を補給するわけではありません。確かに育毛剤には魅力的な栄養成分が配合されていますが、【皮膚へ成分を吸収させる】というのは実はとても困難なこと。「成分の浸透」と簡単に言いますが、人間の皮膚構造上、成分を角質深層部へ浸透させるためには、軟膏に含まれる界面活性剤など「皮膚を壊す」ための成分が必要になります。

 

頭皮環境の安全面、栄養補給の効率性、これらを考えた場合、食生活の改善やサプリメントによる効率性を重視する方向が最も近道なのです。育毛剤は育毛のための「主役」ではなく、あくまで「補助」としての役割と位置付けるべきでしょう。

 

髪の毛の成長を促進する三大栄養素〜タンパク質・ビタミン・ミネラル

 

タンパク質:髪の毛の主成分

育毛・増毛・発毛のために最も重要な栄養素が「タンパク質」です。髪の毛の90パーセント以上は「ケラチン」というタンパク質成分で構成されているため、私達にとって見逃すことができない成分です。

 

また、タンパク質の過剰摂取による健康被害は確認されておらず、厚生労働省の発表では、年々タンパク質の摂取量が減少している背景から、意識的な摂取を呼びかけています。更に、ケラチンを構成するアミノ酸「メチオニン」は体内で作り出すことができない貴重成分であり、普段の食生活から取り入れていく必要があります。更に詳しい解説は次の記事でまとめています。

 

>髪の毛にタンパク質が必要な理由とハゲないためのタンパク質

 

ビタミン:髪の生成をサポート・頭皮環境の整備

次に必要なのはビタミン。ビタミンも体内で造成することができない貴重な成分ばかりで、食事によって取り入れることが重要となります。髪の毛の健康維持、血行促進、タンパク質の働きをサポートするなど、多くの効果が期待できます。しかしビタミンは、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンでその摂取方法に工夫が必要です。

 

ビタミン 特徴 デメリット
水溶性ビタミン 水に溶けるため、尿や汗で排出される。摂取上限が無い。 1日の中でこまめに摂取しなければいけない。
脂溶性ビタミン 油に溶けるため、体に蓄積される。 過剰摂取に伴う副作用がある。

個人的にビタミンは髪の毛というより、皮膚・頭皮環境の整備に関わるメリットが非常に多い印象です。化粧品などにも多く使用されている実績から、直接肌に塗ることでも効果が期待できる成分です。例えばビタミンCは、化粧品類に含まれる美容成分の中で「唯一」経口摂取よりも肌に直接塗る方が効果がある成分と言われています。

 

極端な例で言うと、レモンを絞ったタオルで顔を拭くだけでも、皮膚の抗酸化作用を促進させ肌にハリ・弾力・ツヤを与えることができると言います。確かに頭皮へ直接ビタミンをかけることは難しいですが、経口摂取でも比較的分かりやすく体に影響を与えてくれるため、3つの中で最も効果を確認しやすい成分です。

 

>髪に良いビタミン・悪いビタミン〜過剰摂取で更にハゲる危険性も

 

ミネラル:タンパク質の働きをサポート

そして髪の成長に欠かせない三つ目の栄養素が「ミネラル」です。髪にいいとされるミネラルには、亜鉛・鉄分・銅などがあります。

 

その中でももっとも重要なのが亜鉛です。亜鉛には、髪の主成分であるタンパク質を合成する働きがあるため、亜鉛が不足すると抜け毛や薄毛になりやすく、タンパク質の働きを生かすことができなくなります。

 

また亜鉛に関しては、インターネット上で誤解を生むような情報が蔓延しており、正しく亜鉛を摂取できている人が非常に少ない現状です。亜鉛は、摂るタイミング・順番・量がとても重要で、タンパク質やビタミンに比べると、その摂取は非常に困難なのです。

 

しかし言い換えると、亜鉛を正しく摂取することができれば、育毛活動の成功を大きく近づけることに繋がります。

 

>亜鉛だけで育毛・発毛を促進できると思ったら大間違い

 

内面のケアの重要性を知り、「育毛剤」への理解が変わりました

育毛・発毛のために必要な三大栄養素を解説しましたがいかがでしたか?各項目の詳細はそれぞれのリンク記事で紹介しているので深く知りたい方は参考にして下さい。

 

恐らくこれを読んで、「継続は難しそう」「心がけてはいたけど、できていなかった」と思った人も多いでしょう。だからこそ簡単な方法である育毛剤ばかりに目が向いて、「髪が生えない!」「この育毛剤は効かない!」と品評を始める人が続出するのです。自分の体や生活に目を向けず、道具に頼ってばかりになってしまうんです。

 

確かに私も育毛剤を使って育毛に成功しましたが、その基礎となっているのは内面のケアです。そもそも育毛剤は、「髪を生やすもの」ではなく「血行を促進するもの」。この考えが根本にあると育毛剤も選びやすくなりますし、普段の生活改善の重要性への理解も改まるのではないでしょうか。

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