育毛のためにあなたは毎日どれくらい水分を摂ってますか?
まず初めにあなたは毎日どれくらいの水分を摂っていますか?
水分を摂取する推奨の量としては、1日に3リットルが理想であるとされています。
大体1リットル近くは食事の時に普通に摂取できる水分量なのですが、残りの2リットルは意識的に水を飲む必要があり、実際には3リットルもの水を毎日飲んでいるという人はほとんどいないといわれています。
今回のテーマは育毛には毎日水を飲んだほうが良いということなんですが、これは体の健康全体にも関わってくること。
お金もほとんどかからないことから、薄毛や抜け毛に悩み育毛を志すのであればぜひこのページを読んだ今日からでも実践して欲しいことをまとめます。
水分が足りていないとなぜ育毛に良くないのか?
ご存知の通り人間の体は6割は水分で構成されています。ほとんどは細胞の中に存在しており、血液なども水分で構成されている部分が大半を占めますね。
ここでまずは注目なのが、血液中の水分濃度です。
髪の毛の成長に欠かせない要素として、頭皮周辺の毛細血管の血行促進があります。髪の毛を作る細胞は、図のように血管をとおして血液から栄養をもらい、髪の毛を生成していきます。この血液の流れが滞ると髪の毛がやせ細ってしまうということ。
頭皮が硬くなって血管の柔軟性が損なわれたり、ストレスによる血圧の乱れや頭皮が炎症を起こしてしまうなど、血流を阻害する要因は様々です。
これを解決するために育毛剤を使ったりマッサージをしたりしていくわけなのですが、肝心の血液そのものに目を向けていないケースが多いです。
血液中の水分濃度は常に変化しています。血液は腎臓を通って濃度を調整し、余分な水分が「尿」として排出されていきます。血中の水分が少ない状態になると、血液中の脂肪分や糖分の濃度が上がりますから、いわゆる血液がドロドロといった状態になるわけです。
ドロドロになった血液は、当然末端の毛細血管の流れが悪くなります。いわゆる一時的に血糖値が上昇した状態になってしまい、髪の毛に届く栄養素が少なくなるということ。長い間水分を摂取していない状態が続けば、それだけ育毛にも悪い状況を作り出してしまっているということになるのです。
もう一つ水分と育毛の関係を語る上で知っておきたいのは、皮膚の水分保持にも影響をしてくるということ。
体の水分が少なくなってしまえば、体は生命の維持に必要な部位を優先して守ります。それほど緊迫した脱水のような状況でなくても、この機能は自分の意思とは無関係に働いてますから体感することは難しいでしょう。
しかし皮膚表面の水分は確実に失われていき、乾燥肌や頭皮のカサカサの原因の一つにもなっているのです。
水分が慢性的に不足している状態では、髪を育てる血液においても頭皮の環境においても悪い状況が続いてしまうことになります。これが一時的なら良いですが、育毛と同じ毎日の積み重ねが蓄積してくるものですから、食事以外にあまり水を飲まないなという人は改善をしてみるべきことであるのです。
育毛にとって良い水分補給はどうするべきか?
育毛のために毎日水を飲もう!といっても、闇雲に飲みまくれば良いものではありません。効果的に飲むタイミングを知って、偏らないようにしなければすぐに尿となって排出されてしまうだけ。
重要なのは常に理想的な水分を体内に維持し続けることです。
まずは朝起きたときに200mlから500mlのぬるま湯を飲むことが一番重要なポイントです。朝起きたときは寝ているときに発散している汗や呼気による水分を大量にし消費しており、ここで水を飲むことで血液濃度のバランスを正常に保ち髪の毛に栄養を届けます。
ぬるま湯を飲むと書いたのは、朝一番は胃腸の機能も低下してますから、冷たい水ではお腹を下す原因にもなるから。できれば体温程度のぬるま湯を飲むことで、緩やかに胃腸を起こして消化機能を高めてくれる効果があります。
日中の水を飲むペーストしては、一度に大量に飲むようなことはせず、できる限り小分けにして飲んでいくこと。ペットボトル500mlのボトルを何本も飲むようなイメージです。
その都度水を買っていては高くついてしまいますから、2リットルサイズのペットボトルに入れたものを小分けして飲むようにしていきます。食事の際は何かしら水分を摂りますから、それ以外の間の時間に意識して水分を摂るようにしていきましょう。
常に水分を摂ることで、血液の状態も細胞の水分も不足しない状況を作ることが育毛には大切なのです。
最後は夜寝る前です。寝る前となると夜中にトイレに行きたくなったり尿漏れなどを心配して飲まない人もいるかもしれません。しかし夜は季節問わず水分を放出してしまう時間であり、育毛以外でも健康維持のために水を飲むことが推奨されています。200ml程度の少な目の水を飲むようにしましょう。
育毛に水を飲むのは良いけど、じゃあどんな水なら良いかは気になりますよね。一応私は水を大量に飲むわけですから、塩素や化学物質除去のカートリッジをつけた水道蛇口から水を汲んでいます。水道水でも日本の水は普通に安心して飲めますが、さすがに塩素臭い水を大量に飲む気にはなれないですし、水道管の腐食などの懸念はあります。
そこでせっかくなら水と一緒に育毛に良いミネラルなどもとりたいということで、ウォーターサーバーなどを使ってる人もいます。先日我が家にもウォーターサーバーは導入しましたが、さすがにこれを毎日2リットル飲んでるとそれなりの出費ですから、1リットルは水道水・もう1リットルはウォーターサーバーという飲みわけをしていたりしますね。
育毛課長による水と育毛のまとめ
夏の暑い日であれば喉が乾くので、思った以上にガブガブ水は飲めてしまうでしょう。しかし寒くなってくる秋から冬にかけては、実際飲んでみると分かるのですが想像上にたくさん水を飲むというのは大変です。喉もあまり渇かないし、意味もなく水を飲んでいるように感じてどうしても毎日飲むのが苦痛に感じるときもあるでしょう。
ただし育毛のためであれば、食事以外に余分に2リットルの水は必ず飲むべきです。
飲み始めは大変ですが、髪の毛のためと思って続けてみましょう。デメリットになるようなことは何もないです。育毛以外にも水分と共に余分な毒素を排出する効果から美容目的で取り入れている人もおり、毎日続けることで代謝機能そのものも向上していきます。これほど身近で手がるにできる育毛にとって良いことは他にありませんから。
育毛剤はただ使っているだけではダメ!育毛剤の効果をより高めるための工夫として、生活にも変化を与えていかなければ育毛は成功しないものです。
他にも育毛活動の知恵として育毛課長がやってきたことをまとめていますので、育毛剤だけでなかなか生えてこないという人はぜひ一度参照いただき、その上で育毛剤を使っていくことが短期で髪を生やす近道になると思います。