激安のフィンペシアやエフぺシアは本当に同じ効果がある?

プロペシアフィンペシア比較

 

プロペシア同一成分の類似品を激安で手に入れる!

 

そんな希望をかなえてくれるのが、プロペシアのジェネリック医薬品である「フィンペシア」「エフペシア」というような製品。

 

これらは全て海外からの輸入代行でしか手に入りませんが、安いものがさらに安く、1ヵ月分¥3,000円くらいで買えてしまう脅威の安さです。

 

ジェネリックとは医薬品成分の特許が切れたものを、同じ成分配合で別の製薬会社が製造したもの。薬自体の研究コストが少なくすむので、本家よりもかなり激安で市場にでるものです。日本でも膨れ上がる医療費を抑制する為に積極的に国が採用を進めています。

 

ということですが、製薬会社での営業経験もある育毛課長が、医師によるジェネリックへの懸念が非常に高いという現実をご紹介します。

 

国内の医師の6割はジェネリックに対する疑問を投げかけています。理由は成分が同じというだけで、効果の現れ方や詳しいその他の成分の情報が不明瞭であることです。

 

特許が切れたからといって、開示されるのは医薬品の成分と配合量のみ。錠剤がどのようなもので形成され、どのような試験を経て作られたのかまではジェネリック製造元には分かりません。中には錠剤の性質そのものを変えて飲みやすさをアピールしたり余計な添加剤が入っていたりと、本来体内でどのように吸収されて効果が出るかが重要な医薬品の性質から見ても本末転倒なものがたくさんあるのです。

 

つまり100%同じ薬のコピーではないことに注意が必要。

 

特に一時期フィンペシアなどでは発がん性の疑いがある着色料(キノリンイエロー)が使われていたりと(今は大丈夫なようです)、ただでさえよく分からない海外の医薬品を使うリスクを高めていることに疑問があります。

 

プロペシア比較

 

写真を見れば一目瞭然です。左の茶色い錠剤がオリジナルのプロペシア。右の白い小さな粒がフィンペシアです。

 

どちらも主成分のフィナステリドは同一の1㎎配合の物でこの違い。当然溶けるスピードとか、効力が発揮される時間など、医薬品の作用にとって重要な要素が大きく異なってくるのは素人目に見ても分かります。

 

プロペシアの成分であるフィナステリドは同じ容量が配合されているかもしれませんが、薬の錠剤を形成しうる添加物や化合物は完全にジェネリック会社任せ。ましてや海外の品ともなれば、その真意を個人レベルで測ることは極めてむつかしいのです。

 

医薬品育毛剤を個人輸入で購入しない方がいい理由

 

当然ジェネリックでも個人差はありますが、副作用の可能性はあります。副作用などでない人が大半ですし実際に成果をあげている人のブログなどもあるのですが、安くてもいいから使いたいという人は、よく考えてから使うようにしたほうがいいと思います。

 

安易に手を出すよりはまずは薄毛治療院で検査を

どうしても薄毛治療の薬となると、費用の面もあるしハードルが高く、安く買えてしまう個人輸入を考えてみる気持ちも分かります。しかし大事な髪の毛のことを考えた場合は副作用は切っても切れません。

 

少なくともまずは医薬品を扱う薄毛治療を専門としているクリニックで検査をしてもらい、副作用の出ない体質か、さらにフィナステリド錠剤で薄毛が回復する見込みはあるのかどうかを診てもらってから購入していくべきでしょう。

 

病院での薄毛治療については、詳しくは育毛剤を使うかAGAクリニックへ行くか?でも解説していますので、一度ご覧になってから飲むかどうかを判断してほしいと思います。

 


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