ステモキシジンの効果解説と配合されてる育毛剤

育毛に関する技術や情報を仕入れているときに、大手の化粧品メーカーであるロレアルが独自に毛髪再生技術を開発しているという情報を見つけたので紹介します。

 

ロレアルと言えば男性には馴染みが少ないかもしれないですが、高級化粧品ブランドとして世界的にも有名な会社。名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。

 

ロレアルは独自に女性向けのヘアケア商品も開発しており、主にヘアサロン向けで育毛剤を提供していたりします。最近は育毛課長のサイトにも女性からの問い合わせが増えていたりします。それだけ薄毛や抜け毛に悩む女性が増えており、大手の化粧品メーカーも研究に動いているということですね。

 

今回見つけたのが、ロレアル独自研究というステモキシジンという新規分子。

 

参考元 : http://www.loreal-professionnel.jp/stemoxydine/

 

分子?というと馴染みないですが、おそらくは成長因子であると分析。発表されている情報によれば、髪の毛の成長サイクルにおける休止期の細胞を活性化させ、3か月間で1700本の髪の毛が増えたことが実証されているとあります。

 

ステモキシジンの効果作用の具体的な図を用意するとこんなイメージです。

 

ステモキシジンの効果解説

 

髪の毛は成長が終わると毛根から切り離され、自然に抜けていきます。その後新しく髪の毛の赤ちゃんが誕生し、徐々に育って生えてくるわけなのですが、この赤ちゃん細胞が生まれるまでの期間が休止期

 

細胞が弱っていたり、十分な栄養が行き届いていない状態だと休止期の期間が長くなり、抜けた毛根から髪が生えてこなくなります。一部分だけならいいのですが、頭皮全体に広がると全体に髪をすいた様に薄くなってしまうのが薄毛に至る原理。

 

ステモキシジンは細胞が活性化できるようなシグナルを与えることができ、眠った細胞が早期に新しい髪の毛の元を作り出してくれるということです。

 

ステモキシジンの効果は休止期だけではない

また細胞そのものを活性化させるということで、成長期にあたる髪の毛の細胞も丈夫で抜けにくくなり、結果として髪の毛全体の成長サイクルを改善して寿命を延ばすことができるというのがステモキシジンの効果の原理です。

 

発表文の中でロレアル研究所のブルーノ・A・ベルナール氏が次のようなことを言っています。

加齢によって自然と衰えてしまう、毛包幹細胞の環境を整え、機能を維持させることが毛髪生成において、“質”・“量”の両面において重要であることをつきとめたのです。

 

質と量の両面において重要であるというのは、成長期の細胞を丈夫にして黒く健康な髪を作る「質」と、休止期で眠ったままの細胞を呼び起こして髪の総量を増やす「量」の2つの効果を両立できるということの自信の表れであると言えますね。

 

ステモキシジンに副作用はないのか?

 

元々が、医薬品などの強力な育毛剤を使えない女性向けの研究でもあるため、ホルモンバランスを崩すような副作用はないということです。

 

細胞そのものを活性化させる技術は、成長因子の注入であるメソセラピーなどの発毛治療ですでに実用化されていますが、同じような効果を違う形でアプローチする研究であると判断できます。

 

ステモキシジン配合の育毛剤は販売されているの?

公式の情報を見る限りでは、サロン専売の商品に使われているということで、一般には販売されていない商品であるということ・・・・。

 

といいつつも、実はアマゾンを調べてみると、ロレアルセリオキシルデンサーヘアという商品で売られています。しっかりとステモキシジン配合である旨が記載されているので、現実的に男性が自宅で使うことも可能な成分です。

 

ロレアルセリオキシジルデンサー

 

パッケージを見てみると、しっかりとプロフェッショナル用と書いてあるので、実際にサロンでも同じものを使われているとみてよいでしょう。

 

ホルモンに関する副作用がなく、効果の期待できる育毛成分とあれば、別に女性だけではなく男性が使っても十分に期待できるものです。

 

具体的なロレアルセリオキシルデンサーヘアの評価レビューに関しては、女性用ということもあり嫁さんの協力も得ながら記事をまとめていますので、完了次第アップしていこうと思います。

 

ロレアルセリオキシルデンサーヘアの成分分析と本音レビュー

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