同じ育毛剤を使い続けると効果が弱くなるか?
育毛剤の効果は使い続けると弱くなっていくのか??
長く同じ育毛剤を使い続けている人が経験したことが多いもので、
最初は効果が出て喜んでいたものの徐々に頭打ちになってきてしまうというもの。
産毛が生えて濃くなってきたり、見た目に変化を感じてもそれ以上の期待値を超えることができなくなってくる症状ですね。使えども使えども変化が無い・・・最初に効いたと思ったのは気のせいだったのか?と感じてしまいます。
原因として考えられるのが、育毛剤の薬としての特性です。
育毛剤に含まれる成分は自然界から人体に変化をもたらす成分を抽出して配合されたものです。人体への変化といっても良いもの・悪いもの様々ありますが、どちらにしても長くその影響を受けていると「耐性」というものができてきてしまいます。
育毛以外の医薬品でも長い間同じ物を使い続けていると、効果が薄くなってしまうことがあります。一定の期間を区切りに、別の成分で同じような効果のあるものに切り替えていくという手法が一般的に使われます。効果があったとしても、全く同じ成分のものを永遠に使い続けるということはまずしないのです。
時には特定の医薬品成分耐性がついてしまっている場合もあるのです。まれなケースですが、成分そのものに耐性があると変化をもたらさないということもあります。
このような状態になっていれば、育毛剤をどれだけつかっても使い始めた当初よりは効果が薄くなってしまうということです。
対策として挙げられるのが、
- 同じ効果の期待できるもので、別の成分が入った育毛剤を使う
- 新しい理論で作られた育毛剤を試してみる
- 薄毛の原因が明確でなければ専門外来などで診断してもらう
これらの方法をとる必要があるかもしれません。
育毛剤は継続して使い続けなくてはいけないというのが常識になっていますが、3ヶ月ごとには自分の変化を常にチェックして使用を見直すかどうかを決めましょう。
長く使い続けて効果があればそのまま継続して使ってもいいですが、あまりにも変化がなくなってくれば違う育毛剤を使うというのも有効な手段だと考えておきましょう。
あれこれ育毛剤に手を出せということではなく、薬としての特性を理解してこのようなケースもあるということを覚えてもらえたら幸いです。